ゴヌのオーケストラ♪マウス・フィル♪「ベートーベン・ウィルス」13話から14話のあらすじと見どころ

2011年02月09日16時30分ドラマ
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ルミのことは気にしていないと強がるゴヌに対して、カン・マエの言葉の暴力が続く…遂に、ゴヌが、カン・マエとの音楽スタイルの違いを理由に、彼からの助言や干渉を一切断る。
しかし一人歩きしようとするゴヌに世間は冷たい。果たしてゴヌは指揮者として一人歩きができるのか?
今回は、第13楽章から第14楽章までのあらすじと見どころを紹介。他の回やキャストの紹介はこの「ベートーベン・ウィルス」を2倍楽しむでコーナーで。
韓流αの放送は、全18話を12話に編集して放送。該当するあらすじは、【2倍楽しむ】の各見出しを参考にしてください。

【新生マウス・フィル~フェスティバルの後まで:第13楽章~第14楽章までのあらすじと見どころ】

第13楽章 チャンス到来
ゴヌは、選曲からやり直した。いよいよゴヌのオーケストラ“マウス・フィル”がスタートする。前回は、ガビョンの認知症がいよいよ深刻になったが、今回はルミにも遂にそのときが来てしまう。音のない世界、病院の休憩室で開かれた音楽会で泣き出すルミをお見逃しなく。当面は薬で進行をとめるが、ルミが音のない世界の住人になる日はそう遠くないようだ。

マウス・フィルは交響楽フェスティバルへの出場団体をきめるためのCD審査に応募し、結果を待っていた。このフェスティバルに出て、彼らの実力が認められれは、もう2度と訳あり団員と言われることもなく、市響に復帰できるのだ。
ずいぶん遅れてフェスティバルから審査に合格したとの連絡が入り、マウス・フィルはめでたくフェスティバルへの参加が許される。
しかし、この合格通知にはあるからくりがあったのだ。フェスティバル当日、フェスティバルの委員長自らがゴヌを訪ね、そのからくりと、マウスフィルのソ・ユリと名乗るピアニストの正体も聞かされる。すべてを知ったゴヌはカン・マエに決別宣言をし、宣戦布告をする。ゴヌの自尊心を粉々にしたあるからくりとは?

今回は、3つのシーンでカン・マエとゴヌとのツーショットが見られう。一つ目は冒頭の、カン・マエがゴヌのやさしさをなじるシーンだ。二つ目は自宅で2人でポーカーをするシーン。ここでは、祝いの言葉こそ言わないが、フェスティバルへの出演が決まり、喜ぶゴヌにカン・マエが自分の指揮棒を贈るシーンもある。そして三つ目が今回最後のシーン。2人の心の動きに注目しよう。特にゴヌの師カン・マエに対する気持ちが大いに変わっていく。そして遂に「初めて先生に勝ちたくなった」と、宣戦布告する。しかし、筆者は公演直前にわざわざ押しかけていくゴヌに、人としての未熟さを感じた。それに比べ激怒しながらも見捨てて置けないカン・マエ。2人は師弟関係というより、まるで親子か年の離れた兄弟のような関係と見える。しかし、最後のゴヌの言葉が、次回カン・マエの心を大いにかき乱すことになる。今後につながる大切なシーンをお見落としのないように。

ところで、どんどん険悪になっている2人のゴヌに比べ、今回は、遂に深夜の徘徊まで始まった認知症のガビョンとイドゥンとの心温まる心の交流が丁寧に描かれている。この2人にはまだ当分泣かされるので、ティッシュの用意をお忘れなく。この2人については、(2)キャストの紹介②で詳しく紹介している。

第14話 かごの鳥
交響楽フェスティバル直前に、すべてはカン・マエが手助けしてくれたおかげだったと知ったゴヌは、カン・マエに指揮棒を返す。それでもゴヌたちが心配なカン・マエは、野外公演の演奏を聴きに行く。そこで公演の委員長と音楽評論家が、ゴヌの才能を絶賛しているのを聞いてしまう。その時、市長の指示で工事が始まり演奏が中断されてしまう。ゴヌへの絶賛を耳にしたカン・マエは、市長に工事を止めるように強く言うことができなかった。果たしてこのときのカン・マエの心は?

ゴヌは、緊急事態に何にもできなかった。アクシデントに対処する知恵がなかったのだ。曲の解釈、指揮のテクニックは申し分がないが、能力だけではどうにもならない経験がゴヌとマウス・フィルを打ちのめした。しかし、落ち込むマウス・フィルに投資話が舞い込むが、自信をなくし弱気になっているゴヌは動き出せないでいた。ここでルミが、ヒョックォンが、みんなが彼に勇気を与える。感動的な場面だ。未熟なゴヌの中に明るい可能性が見出せるチャン・グンソクの泣き笑いの表情に注目しよう。

そんな中で音楽をどうしてもあきらめたくないルミは、将来のために作曲を勉強することにし、聴講生として大学に通っていた。

言葉は悪いし、態度も悪いが決して卑怯者でなかったカン・マエが、弟子の才能に嫉妬して卑怯な行動をとったことに彼は驚いていた。その罪滅ぼしではないが、カン・マエは別の方法で手助けを申し出る。しかしゴヌはそれさえも拒否する。激怒するカン・マエ。さて、彼をここまで激怒させた心の底にある感情はなんだろう。

マウス・フィルは投資話をのためのオーディションを受けることにしたが、ゴヌはどうしても演奏曲の編曲が気に入らない。フォーレの♪パヴァーヌ作品50だ。この曲をルミが編曲することになる。編曲前と後をイドゥンのフルートで聞き比べてみよう。

このところ辛い場面が続いたが、ここからはカン・マエのコミカルな演技に注目しよう。出産を数日後に控えたヒョックォンの妻が娘を連れてカン・マエの元に、夫の復帰を頼みに来たのだ。幼い娘に振り回される意地悪カン・マエ、その後産気づいたヒョックォンの妻相手にオロオロするカン・マエ。笑える場面がいくつも用意されている。

しかし笑えるのもここまで。ルミがいよいよ聞こえなくなってきているのをカン・マエが知った。相変わらずキツイ物言いしかできないカン・マエ。でもその奥にある優しさをルミは知っていた。彼はここでも自分の段取り通りに事を進めようとするが、ルミもまた一人で歩き出そうとしていた。階段の上るルミが振り向いて言う言葉。自信をなくした方、目標を失いそうになった方にぜひ聞いてほしい言葉だ。

実の孫のようにガビョンの世話をするイドゥン。この場面でガビョンを演じた名優イ・スンジェの表情の演技は絶品!

kandoratop【作品紹介】【「ベートーベン・ウィルス」を2倍楽しむ】

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BROBA「ベートーベン・ウィルス」動画配信ページ
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フジ韓流α「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~」番組サイト
 (2011年2月1日~17日放送)
ニコニコ韓流アワー『ベートーベン・ウィルス」視聴ページ
 (2011年5月11日より生配信開始)
nikodo君
ニコニコ韓流韓流アワーのその他のドラマについては、【ニコニコ韓流アワーのドラマたち】でまとめて紹介。


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