光秀はなぜ信長を討ったのか?大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第6回予告&スペシャル動画配信―NHK

2011年02月11日12時51分ドラマ

大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第6回「光秀の天下」の予告と前回放送分「本能寺の変」の5分間ダイジェストの動画が配信されている。さらにスペシャルムービーとして、明智光秀が織田信長に反旗を翻してからむなしく散っていくまでの様をまとめた動画「光秀の最期」(2分50秒)も公開されている。

■第6回あらすじ
信長討たれるの報を聞いた上野城の市(鈴木保奈美)、茶々(宮沢りえ)、初(水川あさみ)は、光秀勢の襲撃を警戒して尾張・清洲城へ逃れることに。だが江(上野樹里)の行方が気がかりな市は、家康(北大路欣也)宛てに書状を送る。

光秀(市村正親)は織田の手勢をことごとく討ち取る一方、娘・玉(ミムラ)の嫁ぎ先である細川家から援軍を拒まれ、次第に孤立の色を深める。

備中・高松城を攻めていた秀吉(岸谷五朗)は、信長の悲報に声を上げて号泣する。だが秀吉は次の瞬間飛び上がり、信長の弔い合戦を決意。早々に敵方の毛利と和睦すると、わずか1日半で姫路まで達する。

一方、家康と行動をともにしていた江は、伊賀の峠道を抜けて伊勢へと抜ける。家康と別れた江は上野城までたどり着くが、人気のない城内で突然、野武士の一段に囲まれてしまう。そしてとらわれの身となった江は、光秀と対面する。


第6回は、世に「三日天下」といわれる、明智光秀による実質11日間の天下の日々を描くことになる。なぜ光秀は信長に背いたのか、その真相はいまだ戦国最大の謎とされているが、脚本家・田渕久美子のフィルターを通して、市村光秀はどのような本心を語るのか、興味深い。前回の放送で、信長は光秀にほのかな期待を抱いていたことを吐露している。その思いとのギャップは?戦国に生きた人々の内面を浮き彫りにする、このドラマの狙いをじっくりと楽しみたい。

そんな光秀の思いを表すようなスペシャルムービーは、ドラマスタッフによる光秀への心づくしの鎮魂詞というところだろうか。

なお、第5回「本能寺の変」はNHKオンデマンドの見逃し番組サービスにて配信中だ。視聴料金は210円。

江~姫たちの戦国 第5回ダイジェスト&第6回予告
江~姫たちの戦国 スペシャルムービー
江~姫たちの戦国 第5回「本能寺の変」 NHKオンデマンド

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