命を懸けた逃走劇の始まり!追う者と追われる者!「推奴」第2回のあらすじと予告動画-BSジャパン

2011年02月14日23時50分ドラマ

ワンソンの「中浪川(チュンナンガン)の早瀬付近でオンニョンの消息を掴んだ」という情報に、テギルが血相を変えて現場に駆けつけた。ドラマのオープニングは、ワンソフンのなんとも間抜けな登場シーンから始まる。
(※中浪川は、現在のソウル市外を流れる川。南へ君子橋、長安橋と流れ清渓川と合流し、西側へ折れて漢江へと続く)

今度の舞台はソウル市外の中浪川今度の舞台はソウル市外の中浪川テギルが血相を変えて現場につくと、そこにはたくさんの反物が干してあった。その光景が一瞬、テギルにかつて両班だった頃の自分と、オンニョンの姿を思い出させた。しかし、そこにいたのは、オンニョンではなく、テギルの推奴師の兄貴分だったチョン・ジホとその仲間。ジホは、テギルたちのために自分たちに仕事が廻らなくなっていることに腹をたてて、テギルを始末しようとしていたのだ。“オンニョン”の名前を騙ったことにテギルはキレた!しばらくは風になびく反物をうまく利用した圧巻のアクションシーンを堪能されたい。怒ったテギルの強さはハンパない!ワンソンとチェが止めに入らなければ、ジホの息の根は間違いなく止まっていた。(朝鮮王朝時代の大きい地図はこちらから)

その頃、オンニョンは結婚式を挙げていた。婚姻相手は妻に先立たれた中年の両班。今も心の中にテギルがいるオンニョンにとって、相手が誰であろうが婚姻は望むものではなかった。婚姻の夜、新郎を待つオンニョンは、テギルを思い出していた。それにしてもオンニョンを演じたイ・ダヘの美しいこと。反物の間から顔を出すかわいいオンニョン、身分違いの恋に悲しむオンニョン、テギルの告白にうれし涙するオンニョン…。これまで彼女の出演するドラマをいくつも見てきたが、これほど美しい彼女は初めてだ。深い悲しみを抱えたまま婚礼服に身を包んだオンニョンもまた10年前とはまた違う美しさだ。ネットへの書き込みなどでは「オンニョンが美しすぎる」という非難の書き込みも多ったと聞くが、それはいらぬおせっかいというもの。まるで掃き溜めに鶴のような彼女の美しさこそが、このあと始まる悲恋を成功させるのだ。ドラマに戻って、オンニョンは新郎を待たずどこかへ消えた。こうして、オンニョンの兄ソンファンの護衛武士ペッコと、新郎が手配した女剣士とがオンニョンを追うことになる。

(C) 2010 KBS. All rights reserved一方、権力者、左相大監(チャンサンテガム)のイ・ギョンシクは、済洲島の疫病が民衆に多大な不安を煽っているとする政敵を追い落とすため、彼らを王の謀反人として追い詰める。その頃テハは1通の手紙を読み、かつての主君である昭顕世子のことを思い出していた。この手紙に記されたことこそが、この後テハが命がけでやり遂げなければならない使命だった。テハが厩(うまや)を後にしようとしたとき、テハと一緒に働く奴婢たちもまた脱走しようと画策していた。しかし計画が甘く警備の兵隊に追い詰められてしまう。テハは、奴婢たちを救い、村からの逃走を手伝う。オ捕校は、テギルたちがテハたちを追跡するように仕向ける。

こうして、「ペッコ→オンニョン←新郎が雇った女剣士他」と「役人→テハ←テギル」の二組の追う者と追われる者が誕生する。そしてこの後、あるきっかけでこの2組が複雑に絡み合ってくる。果たしてそのきっかけとは?

次回、第3回のあらすじと見どころは「推奴」を2倍楽しむのコーナーで♪

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「チュノ~推奴~」日本公式予告動画
KBS Dowmload Mall「推奴(チュノ)」
BSジャパン「推奴」 2月14日から毎週月・火の夕方6時50分から放送。


作品情報
■発売・レンタル:カルチュア・パブリッシャーズ
■(C) 2010 KBS. All rights reserved
■2010年、KBS、全24話
■キャスト:チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ、キム・ジソク、
        イ・ジョンヒョク、コン・ヒョンジン
■スタッフ:監督・演出=クァク・チョンファン、脚本:チョン・ソンイル

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