狙われる理由と追われる理由!「推奴-チュノ-」第4回のあらすじ

2011年02月22日01時47分ドラマ

奴婢の秘密組織は、両班たちを殺して新しい世界を作ろうとしていた!そして彼らの一番目の標的になったのが、両班たちの手足となって働く推奴師のテギルだったのだ。しかし、気配を感じたテギルのとっさの判断で軽傷ですんだ。チェ将軍とワンソンが狙撃犯を追う!2人の獣のような身のこなしにテーマ曲「♪チェンジ」が視聴者のドキドキ感に拍車をかける。第4話まででほぼ物語に登場するほとんどの人物の紹介が終わる。宮廷モノのドラマと違って、登場人物や官職名などもそれほど複雑でないので、ここからは“チムスンナム”たち追跡劇に没頭しよう。(“チムスンナム”とは、“獣男”という意味で、韓国のファンたちは「推奴」の主演俳優たちをこう呼んだ)

狙撃犯に逃げられたチェ将軍は、今回の事件とテハの脱走を結びつけ、事態を深刻さを憂いていた。そんな中、ワンソンとソルファの若い2人が場を和ませる笑いのシーンをお見逃しなく。

テギル(C) 2010 KBS. All rights reserved (テギル)テギルの傷は軽傷だったが、追われるテハは重傷を負っていた。テハは重傷を負いながらもオンニョンを助けたが、遂に力が尽きた。オンニョンはテハを山中の小さな寺に運び傷の手当てをする。昏睡状態のテハは、忌まわしい過去の中にいた。悪夢の中のシーンは、前回も紹介した昨年の「オ・ジホのファンミーティング」で、名場面集のトップに選ばれたシーン。清での戦から自宅に戻ると、妻は清の兵に乱暴をされ死んでいた。一人残った赤ん坊を抱え、残党と戦うシーン、遂に息子の命も尽きてしまうシーン。オ・ジホ迫真の名場面は、本人も後で思いだしても胸が痛んだそうだ。詳しくは、ファンミ・レポの「★1位の名場面映像」を参照されたい。前回の昭顕世子と今回の回想シーンで、うまくテハの過去を紹介している。
悪夢のシーンもいいが、目覚める瞬間もお見逃しなく。

テハ(C) 2010 KBS. All rights reserved (テハ)第4話ではまた別の回想シーンがある。テハを追うもう一人の人物、ファン・チョルンはテハとは武官時代の同僚。しかし、いつもテハの背中を見ていた。そんな彼はいつしかテハに対して屈折した感情を持つようになったのだ。同じく昭顕世子に仕えた2人が、一人はお咎めなしで、一人は奴婢に落ちぶれている。2人の複雑な事情は今後も回想シーンで紹介されるのでお見逃しなく。
さて、チョルンはテハが奴婢となっていた訓練院で将軍とし勤めていたが、テハが脱走した罪で罷免され牢屋につながれる。しかし、奴婢の脱走はよくあること。罪にしては重過ぎる。このあたりの事情もドラマの中にヒントがあるのでお見逃しなく。

いよいよ正式にテハ逮捕の依頼がテギルに入る。依頼者は、ときの勢力家である左相大監、今で言う大臣というところ。テハを捕らえても殺しても良いと、驚くほどの大金で契約が成立するが、この契約にはテギルの命がかかっていた。そういえば、今回もテギルは仲間に請け負った金額を大幅に少なく嘘をいう。テギルはチェ将軍やワンソンをだましているのか?

ところで、オンニョンは山中の寺に何をしに来たのだろう。婚礼の初夜の日に命を懸けてまでやってきた理由をドラマで確認しよう。体力が回復したテハは寺を出るが、町ではいたるところに見張りが立っていた。テハは驚いた。追われているのは自分でだけではなかった、オンニョンもまた追われていたのだ。寺に戻って連れ去られそうになったオンニョンをテハが助ける。二人の受難の逃避行が始まる。

今度の舞台は全羅南道にある海抜500mの寺今度の舞台は全羅南道、海抜500mの寺さて、テハとオンニョンの逃避行のスタート始点であるこの寺は、「サソンアム(四聖庵)」。海抜500mに位置する寺。テハの傷の手当てをしたのはこの近くの洞窟。寺の名前の由来は、4人の高僧がここで修道したことからついた。まるでCGかと見まちがうほどの美しい景色は、全羅南道求禮郡というところにある。

テギルたちが寺にたどり着いたとき、テハとオンニョンは既に寺を出た後だった。船に乗って川を渡っているテハとオンニョン。馬で疾走するテギルたち。果たしてテギルは追いつくのか?テハと一緒にいるオンニョンに気づくのか?

kandoratop【作品詳細】【「推奴-チュノ-」を2倍楽しむ】

作品情報
■発売・レンタル:カルチュア・パブリッシャーズ
■(C) 2010 KBS. All rights reserved
■2010年、KBS、全24話
■キャスト:チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ、キム・ジソク、
        イ・ジョンヒョク、コン・ヒョンジン
■スタッフ:監督・演出=クァク・チョンファン、脚本:チョン・ソンイル

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