ラヒへの愛のために亡命したというホドンの処遇を決めかねたチェ・リは、チャミョンにその判断を任せた。ホドンの言葉を信じないというチャミョンの言葉でホドンの運命は決まった…チェ・リが下したのは、ホドンの名誉の自決だった。しかし、ホドンはそれを聞き入れず、かつての師ウルドゥジを斬って楽浪への忠誠心を見せるが、ホドンへの疑念は晴れず、ラヒは彼を窮地に追い込んだチャミョンへの怒りを露わにする。

■第34話のあらすじと見どころ
最後の裁きを待つホドンの元に、ワン・ホル大将軍とラヒ王女がやって来る。自分の命を守るためにかつての師を斬るホドンが、女のために亡命するとは、チャミョンにはどうしても信じられなかったのだ。さあ、ここでホドンが、楚の国の項羽と虞美人の話まで持ち出す一世一代の台詞をお聞き逃しのないように。

ついにラヒもまた、ホドンのために楽浪を捨てることをチェ・リに宣言し、チャミョン（プク）への強い憎悪をあらわにする。ラヒはチャミョンがモ・ハソの娘で、自分の妹であることを確信した。チャミョン、ラヒ、母であるモ・ハソ王妃の3人が向き合う場面をお見逃しなく。姉妹の対立を見兼ねたモ・ハソ王妃の助言で、ついに楽浪王チェ・リはホドンの亡命とラヒとの婚姻を許可する。

その頃高句麗ではホドンがウルドゥジを斬り捨てたことを聞いた大武神王が、怒りに声を震わせていた。さて、視聴者は、今回のホドンの亡命が、ホドンと父の大武神王と謀（はかりごと）と知っているが、メソルス父娘も疑っていた。あれほど息子に執着していた王が、ホドンを簡単に見捨てるとは思えず、メソルス王妃はどうしても納得できないでいたのだ。

楽浪国では、ラヒの実母ジャシル次妃がホドンと対面する。ちょうど髭をあたって男前度を上げていたホドンを見て、ジャシルがさすがの一言を発する。さてその言葉は？ジャシルの口はジャシル相手にも滑らかだ。

晴れてホドンを楽浪王室に迎えいれる儀式の場でホドンは巫女となったチャミョンと再会する。王が王妃がホル大将軍が見守る中、ホドンとチャミョンは何を思って向き合ったのか、その表情をお見逃しなく。檀君王倹の前でホドンとラヒは血の決意を見せる。しかし、ラヒはチャミョンを見たときのホドンの表情を恐れていた。

ホドン、ラヒ、チャミョンのラブラインの裏で、モ・ヤンヘがホルに悲しい愛の告白をする。筆者はここで初めてヤンへを演じたコ・スヒがか弱く愛しく感じた。

こうしてホドンの計画はほぼ成功した。次はチャミョンの番だ。チャミョンは、ホドンと一命を取り留めたウルドゥジを芝居小屋に招き、自鳴鼓の存在をはっきりさせた。もちろんチャチャンス夫妻の人形劇だ。
その夜、チャミョンが吹く笛の音を聞いたホドンは、我を忘れてチャミョンのもとに駆けつける。駆けつけたホドンはチャミョンに何を言うのか？チャミョンは何のためにホドンを呼んだのか？このときチャミョンの言葉の中に、ホドンの心の底に潜む本当の悲しみを言い当てる言葉があるのをお聞き逃しのないように。2人の密会を見ていたラヒは何を言うのか？

ウルドゥジ報告で神器・自鳴鼓の話は高句麗に伝わった。

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