タカラトミーアーツ、話した言葉をまねするハムスターぬいぐるみ「ミミクリーペット」を発売、動画で紹介

タカラトミーグループの玩具メーカー、タカラトミーアーツは、コミュニケーションぬいぐるみ「ミミクリーペット」(キャラメルブラウン、カプチーノブラウン、アイスグレー、各2940円)を3月3日から発売する。
同製品は、話した言葉を録音・再生するハムスターをモチーフにしたぬいぐるみ。話しかけると、小さな体をピョコピョコと上下に動かしながら、同じ言葉を独特の「ミミクリーボイス」で繰り返す。
人は、好感を抱いている人に同調して、その人と同じ言動をする傾向がある。これは、心理学的には「インタラクショナル・シンクロニー(相互の同調行動)」と呼ばれており、仲の良い人同士によく見受けられる現象。同製品は、これを応用した。
話しかけた言葉を“まねっこ”されることで、自分に同調されていると感じ、喜びや親近感が芽生える。単純で手軽な遊びだが、自分の味方をしてくれている、応援してくれていると感じることから、喜怒哀楽などの心の状態を共有できるようになる。そして、新しい友人のように認識して愛情を抱き、自分も愛情を持ってもらっているという満足感が得られるというわけ。
また、同製品がまねっこする言葉は日本語だけではない。英語や中国語などの話し言葉や歌など何でも録音・再生できるため、言語やシチュエーションを選ばないコミュニケーショントイと言える。
東京都内の数店舗で行われた先行テストセールスでは、子供や海外の人など、老若男女問わずさまざまな人が購入し、ぬいぐるみ部門で2週間連続売り上げ1位を記録したという。
ブランドサイトでは、こうした同製品の特徴が良く分かる動画を公開。日本語圏の子供だけでなく、英語圏の子供も登場し、英語で同製品に話しかける様子が見られる。

タカラトミーアーツ「ミミクリーペット」ブランドサイト