貂蝉に翻弄される董卓と呂布…ドラマ「三国志Three Kingdoms」第8話あらすじと第9話みどころ-BSフジ

2011年03月06日23時05分ドラマ

3月7日、BSフジで放送のドラマ「三国志Three Kingdoms」は第9話「鳳儀亭の貂蝉」を放送する。皇帝の後宮に入れるために貂蝉を諦めるよう説得した董卓だったが、貂蝉を自らが住む屋敷に連れて愛妾としてしまう。

後宮に召されたと思い込んでいた呂布だったが、実は董卓に奪われたと王允に知らされて事実を知り、義父の董卓に対する憎しみをあらわにする。呂布の怒りを知った周囲は貂蝉を呂布に渡すように説得する。しかし、これこそが離間の計の始まりであったのだ…

第8話あらすじ
王允の館へ赴いた呂布は、貂蝉の舞を見てその美貌により一層心を奪われる。呂布をもてなす貂蝉は、自らが王允の実の娘では無い事を打ち明ける。自分は前王朝の皇帝の親戚であり、董卓の征伐の手から逃れたとその身を語り、それ故に董卓の養子である呂布との関係を気にかける。呂布は貂蝉への思いを切々と語り、ついには王允へ貂蝉と夫婦になりたいと願い出る。王允は貂蝉を呼びつけ、呂布とは相応しい身分でないと叱責する芝居を打つ。しかし必死で貂蝉に求婚する呂布から、王允に対して父として忠義を誓うとの約束を取り付ける。そして王允は呂布と貂蝉の婚姻を承諾するのだった。しかし、王允は董卓にこの事はまだ伏せておくように言い含めるのだった。
呂布が帰ったその後、王允は更に貂蝉へ頭を下げる。漢王朝を救うために呂布を好きになれと言われた貂蝉は、王允が狙うところは呂布に嫁ぐことだと思っていたのだが、王允はこの計略の全てを初めて打ち明けた。それは、呂布と貂蝉の婚姻が決まる前に貂蝉が董卓の妾となり、二人の仲を裂くという計略だった。貂蝉を董卓に渡すつもりだと言う王允に対し、激しく抵抗の意を示し涙ながらに拒否した。王允はただただ、貂蝉に頭を下げ続けるのみであった。呆然とした貂蝉は王允を拒んだが、その間に王允は食事を取る事なく、絶食したまま九日間を過ぎてしまった。召使に王允の命が危ない事を知らされた貂蝉は、ついに観念して王允の計画を遂行することを受け入れる。
翌日、さっそく王允は董卓を自らの邸宅に招きたいと申し出る。これまで一線を画していた王允からの誘いに董卓は喜び、梅見の宴席を設けるとする王允の誘いにすぐさま応じる。王允の邸宅を訪れた董卓を出迎えたのは貂蝉であった。舞を披露する貂蝉を当然のように気に入った董卓は、皇帝の貴妃として貂蝉を召し上げたいと王允に伝える。もちろんそれは表向きで自分の妾にしたいとたくらむ董卓だったが、そこを察した王允は貂蝉を後宮に召し上げる旨の詔勅を出すように願い出る。貂蝉の後宮入りを知った呂布は、怒りに任せて王允を尋ね、詰問する。王允は呂布に、董卓が勝手に屋敷に梅を見に来て貂蝉を見初めて連れて行ったと話す。貂蝉に一目会いたいと王允に願う呂布だったが、既に後宮に上がる身の貂蝉には会わせられないと断る。しかし呂布に懇願され、王允は貂蝉との面会を許す。
貂蝉は呂布との別れを哀しみ、さめざめと泣いて離れ難さを切々と訴えた。夫婦共白髪を誓った仲を裂かれる苦痛に沈む二人だったが、その様子を外で伺う王允は、貂蝉の芝居が上手くいっているとほくそ笑むのだった。
翌朝、呂布は董卓を訪れて貂蝉を褒美として渡すように願い出た。董卓は貂蝉が天子に嫁ぐことが決まっているときっぱり言い渡し、既に大臣たちにも輿入れが知られていると告げてその願いを拒否するのだった。

第9話みどころ
この回の見せ場は、何といっても貂蝉が見せる離間の計のための演技である。呂布に愛を請う一方で董卓も虜にするその態度は、まさに「げに恐ろしきは女」を具現化している。貂蝉に対する董卓と呂布の想いが高じて徐々に緊迫する様が描かれる。貂蝉を演じる陳好(チェン・ハオ)は、実は2006年に日本でエイベックスから歌手デビューも果たしている。その当時の楽曲提供には小室哲哉なども名を連ねて話題にも上がっていた。このドラマ放送当時29歳の彼女は(1979年12月9日生まれ)、既に中国でも屈指の若手女優としての地位を確立している。その魅力が存分に発揮された回とも言えるだろう。

三国志Three Kingdoms」第9話はBSフジにて3月7日(月)午後6時から放送。作品オフィシャルサイトでは予告とダイジェスト動画を公開中。

ドラマ「三国志」公式サイト
BSフジ「三国志Three Kingdoms群雄割拠」


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