選挙の大変さをもっとも痛感しているアイドルといえばAKB48！そんな彼女たちが、4月10日に投票・開票される東京都知事選挙のイメージキャラクターとして採用され、東京都選挙管理委員会サイトに、大島優子や篠田麻里子、小嶋陽菜らAKB48の成人メンバー13名が出演しているCM動画3本と13名全員からのコメント動画が公開されている。大島、篠田、小嶋以外の成人メンバーは、倉持明日香、宮澤佐恵江、佐藤亜美菜、梅田彩佳、片山陽加、佐藤夏希、松井咲子、秋元才加、松原夏海、中田ちさと。

AKB48といえば「会いに行けるアイドル」として人気のガールズグループ。彼女らは“AKB48選抜総選挙”というシステムが有名で、2009年に第1回選抜総選挙『AKB48 13thシングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』を行い、前田敦子がセンターを獲得した。翌年の、第2回選抜総選挙『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』では、大島優子が初のセンターを獲得したことでも大きな話題となった。

都知事選の投票率は、ここ30年ほどの間、約50％程度で推移しており、東京都選挙管理委員会（都選管）では、幅広い世代に人気のあるAKB48を東京都知事選挙のイメージキャラクターに採用することで、特に若い世代の投票につながることを期待している。選挙によって自分のメンバー内での立ち位置が大きく変わる。そんな選挙の大切さを知るAKB48が投票を呼びかけるのだから、これはインパクトがありそうだ。

彼女たちは選挙啓発ポスターや動画で「TOKYO（東京）をTOHYO（投票）」をキャッチフレーズに、投票参加を呼びかける。ポスターは9万8000枚が制作され、都内のJRや私鉄の各駅構内に掲示され、CM動画は、都内38か所の街頭ビジョンほか、東京メトロやJRの電車内動画ビジョンで放映される。（情報提供：ネット選挙ドットコム）

都選管公式サイトで公開されているCM動画は、「期日前投票」を篠田麻里子が、「期日前・当日投票」と「当日投票」を大島優子が呼びかけている。大島優子が「私、1票の大切を知っています」と、篠田麻里子は「選挙で投票できるのは1日だけじゃないんですよ」とそれぞれ投票参加を呼びかける。
また、サイトに掲載されているメンバーをそれぞれクリックすると、13名全員のコメント動画を視聴することができる。

東京都選挙管理委員会公式サイト「AKB48」CM