全ての謎が明かされる…目的地は済州島!「推奴-チュノ-」第9回のあらすじと予告動画
テハが選んのは、テギルの読みどおり、莞島(ワンド)を経由して済州島(チェジュド)に向かう経路だった。テハとテギルの二組が莞島行きの小舟に向かう途中、それぞれ刺客が襲い掛かる。テギルとオンニョンの距離はあと少し…、今回はすべての謎が明かされ、いよいよドラマが本格的に動き出す…。
テハを襲ったのは明の女剣客、オンニョンと結婚した両班が差し向けた刺客だ。女がテハに刃を振り下ろしたとき、テハの頭に巻いた布が切れて落ちた!テハの額に刻まれた“奴”の烙印をみたオンニョンは忘れ去りたい過去を思い出し、彼もまた奴婢だったと、心が凍りつく。女を倒したテハは、無言のままオンニョンを連れて舟に乗り込む。
テギルを襲ったのは、オンニョンの兄クンノムの命令を受けたペッコ一味。さあ、ここでテギルがペッコの部下の胸に連打を繰り出す。このシーンは、まるでブルースリーのようだ。ここは、ジークンドを窮めたチャン・ヒョクならではのシーンだ。迫力のアクションをお見逃しなく。ペッコにやられるテギル(C) 2010 KBS. All rights reservedではない!しかし、ここでペッコが1枚の絵を出した。オンニョンだ。その絵を見て固まったテギルに向かってペッコが剣を振り下ろした。そのとき…。
この後のテギルの気迫の演技もお見逃しなく。テギルはペッコの号牌(ホペ)から彼の住所を知り、一路、ヨジュヘ向かった。
小舟に乗ったオンニョンは、矢継ぎ早にテハに質問をする。テハは奴婢に落ちた経緯と重要な任務を明かす。このシーンも、回想シーンをうまく利用してこれまでの経緯をわかりやすく紹介しているので、しっかり見ておこう。すべてを知ったオンニョンは、何もいわずに自分のチョゴリのコルム(胸のリボン)を切ってテハに渡す。オンニョンの差し出したコルムが二人の心を一気に近づけた。
さて、都では奴婢団のオッポクが銃で両班を撃ち殺した事件が大きなうわさになっていた。いよいよ奴婢団が本格的に行動を起こす!そのための銃の調達は、撃ち殺した両班から奪った手形だった。この手形を抜き取ったのは、チョボク。彼女はこの後も、奴婢団の紅一点として活躍するのでお楽しみに。
血相を変えてペッコの住所へと馬を走らせたテギルとソルファに取り残されたチョ将軍とワンソンは、とぼとぼと歩いている。ところで、このドラマには、トイレにまつわるシーンがとても多い。確かに気持ちはよくないが、二人が用をたす場面で大切な秘密が明かされるので、目をそむけないでしっかりと観ておこう。
チェ将軍が秘密を明かす手がかりとなった1枚の紙は、かつてテハの部下だった者たちにも配られていた。果たして、その紙には何が書かれてあったのか…。済州島でその1枚を受け取ったのは、世子の忘れ形見である世孫・石堅王子の見張りをする下級役員クァク・ハンソム。仕事をサボってばかりのぐうたら役人だ。(C) 2010 KBS. All rights reservedさあ、彼がこの紙を見て、その後何をするのかはドラマで確認しよう。ここからドラマはいよいよ本格的に動き出す。
一方、ペッコの住所を目指して馬を駆ったテギルには、ぴったりとソルファがついていた。彼女の中でテギルの存在はどんどん大きくなっていた。テギルとソルファの互いに畳み込むようなテンポのある会話のシーンと、言葉少なくいたわりあうテハとオンニョンのツーショットが交互に映され、正反対の二組のカップルが際立つ。
ついに、テギルがペッコの仕えていた両班の家にたどり着いた。しかし、そこにいたのは…。
【作品詳細】【「推奴-チュノ-」を2倍楽しむ】
作品情報
■発売・レンタル:カルチュア・パブリッシャーズ
■(C) 2010 KBS. All rights reserved
■2010年、KBS、全24話
■キャスト:チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ、キム・ジソク、
イ・ジョンヒョク、コン・ヒョンジン
■スタッフ:監督・演出=クァク・チョンファン、脚本:チョン・ソンイル
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