秀吉の人質となった三姉妹の行く末は、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第11回予告

2011年03月26日14時47分ドラマ

最愛の母を失った三姉妹が行き着いた場所は―、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第11回「猿の人質」の予告動画が、NHKの番組公式サイトに配信されている。

■第11回あらすじ
母・市(鈴木保奈美)と義父・柴田勝家(大地康雄)を失い、北庄城から助け出された江(上野樹里)ら三姉妹は、秀吉(岸谷五朗)軍に連れられて安土城に移される。その秀吉は、市を救えなかったことを嘆き泣き崩れる。

人質の身となった三姉妹だったが、茶々(宮沢りえ)は秀吉に二度までも大切な人々を奪われた悔しさを放言する。その態度に秀吉は、市の威厳を重ねる。

一方三姉妹は、秀吉の妻・おね(大竹しのぶ)に三姉妹のいとこである京極龍子(鈴木砂羽)を紹介される。三姉妹は、龍子が秀吉に夫を討たれながら秀吉の側室となったことを知り、自分たちの身の上と重ね合わせる。そして三姉妹は千宗易(石坂浩二)と対面し、母の死の意味をかみしめながら茶席を囲む。

そんな折、勝家を後ろ盾としていた信長の三男・信孝が自害する。その背後に秀吉の存在を悟った三姉妹は、織田家の行く末に不安を覚える。


先々の展開への重要なポイントとなる、茶々(のちの淀君)と秀吉の最初の接点が描かれる。賤ヶ岳の合戦で敵対関係にあったはずの両者がなぜその後結びついていくのか、このドラマなりの理由付けは興味を引くところだ。

そして茶々と秀吉の間へ割って入ることともなるキーパーソンが、今回初登場となる鈴木砂羽演じる京極龍子、のちの松の丸殿だ。いずれ三姉妹のひとりである初とも深く関わってくる龍子だが、茶々も龍子も、本来秀吉に遺恨がある身の上。それがなぜ気持ちを引き寄せられる方向へ転じるのか。市などとも違う、戦国の女の生き方が見えてくることになりそうだ。

なお、前回放送の第10回「わかれ」は現在、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスにて配信中だ。

大河ドラマ「江~姫たちの戦国」予告
大河ドラマ「江~姫たちの戦国」 第10回「わかれ」 NHKオンデマンド

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