済州島の戦い!近づくヘウォン、離れるオンニョン。「推奴-チュノ-」第10回のあらすじと予告動画
ペッコの仕えていた両班の屋敷にたどり着いたテギルを迎えたのは、10年近くもの間追い続けていたクンノムだった!クンノムは、テギル一家を焼き討ちにしたにくい敵であり、恋しいオンニョンの兄でもあった。今回も回想シーンをうまく使って、クンノムがテギル一家に持つ恨みの原因をうまく描いている。
一方、済州島(チェジュド)についたテハとオンニョンが王孫(ソッキョン=石堅)のいる家にたどりついたとき、すでにことが起きた後だった。王孫を連れて逃げたハンソムを、木浦(モッポ)から直通で済州島に一足速く着いたファン・チョルンが追っていた。
役人たちに取り囲まれたテハは、縄を使った見事なアクションを披露するのでお楽しみに。しかし、テハはここで傷を負ってしまうが、これもまたオンニョンの心をテハに一歩近づけてしまう。この後の洞窟のシーンをお見逃しなく。
そして、この二人のラブラインに負けないくらい素敵なシーンがある。ソッキョン王孫を連れて逃げるハンソンと侍女のシーンだ。名前を呼び合うこともなく散ってしまう大人のピュアラブに注目。このハンソンという人物についても回想シーンで紹介される。なかなかの人物だ。
さて、テギルに戻って…。クンノムに向けたテギルの憎しみの念は、そのままオンニョンへの恋慕の情でもある。もちろん彼女の行方を聞く。そして、テギルは衝撃的な事実を聞くことになる。果たしてその事実とは?チャン・ヒョクの圧倒される演技に注目しよう。
(C) 2010 KBS.
All rights reserved
チョン・ジホところで、自称“テギルのライバル”のチョン・ジホ。演じたソン・ドンイルは本作で助演男優賞を受賞している。これまでのところは、汚らしい身なりに下品な振る舞いだけが目に付くが、ここからが彼の見どころだ。推奴師として身に付けた狡賢さと、本来彼が持っていた情の厚い人情家の一面が何度も見られる。今後は、彼の怪演もお見逃しなく!
そんなジホと対極にいるのが、ソッキョンを演じたキム・ジヌ君だ。荒々しいシーンの中でも、表情を変えず、気品に満ちた姿で毅然と立つ姿は王孫そのもの。わずか5歳にしてこの演技力。テギルやテハの魅力も、オンニョンの美しさも、ジヌ君の前ではかすんでしまう!
オンニョンさあ、今回は済州島での決戦が見どころだが、ラブラインでは、テハに近づくヘウォン(オンニョン)と、テギルから離れるオンニョンの姿を前にした、二人のチョコレート腹筋の持ち主2人の演技からガイたちのカリスマ演技から目が離せない。
【作品詳細】【「推奴-チュノ-」を2倍楽しむ】
作品情報
■発売・レンタル:カルチュア・パブリッシャーズ
■(C) 2010 KBS. All rights reserved
■2010年、KBS、全24話
■キャスト:チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ、キム・ジソク、
イ・ジョンヒョク、コン・ヒョンジン
■スタッフ:監督・演出=クァク・チョンファン、脚本:チョン・ソンイル
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