劉備不在の徐州を狙う呂布…ドラマ「三国志Three Kingdoms」第13話あらすじと第14話みどころ-BSフジ

2011年04月11日15時36分ドラマ

4月11日、BSフジでドラマ「三国志Three Kingdoms」の第14話「呂布の裏切り」を放送する。天子の名を借りた勅書で劉備に袁術を討つように仕向けた曹操だったが、同時に袁術へも密書を送っていた。曹操の計略を察しつつも臣下の義を果たすべく出陣する劉備だったが、徐州の留守を張飛に託すことに一抹の不安を感じていた。劉備は律した生活をきつく張飛に言い渡して出兵するが、留守の間に張飛は禁酒の言いつけを破ってしまう。呂布の従弟を殴ってしまったことで、呂布が徐州を攻める口実を与えてしまったのだった…

第13話「曹操、皇帝を傀儡とす」あらすじ
董卓配下から逃れて洛陽に向かう献帝からの詔書が袁紹のもとへ届く。救いを求める内容の勅書に、群雄の中でも最大勢力を誇る袁紹はこれを軍議にかけると、家臣たちでも皇帝を救うべきという意見と無視して自らが覇王となるべきとの意見に分かれる。結局袁紹は後者の意見を採用し、洛陽へ向かく献帝たちを見放すことを選んだ。一方、曹操の元にも献帝の動向が伝わり、これを千載一遇の好機として軍を率いて洛陽へ駆けつけた。
献帝たちが必死の思いで辿りついた洛陽の都は、董卓によって荒れ放題となったそのままであった。逃亡生活の中で飢え、憔悴しきった皇帝と大臣たちのもとに大軍到着の知らせが来た。とうとう追っ手が来たかと怯えたものの、それは曹操軍による救援部隊である事を知り、一行は喜びに沸いた。いよいよ皇帝に謁見する時を目前に、軍師の荀彧(じゅんいく)は曹操に皇帝の礼儀をしっかり尽くすように進言する。更に、一向が飢えに喘いでいる事を知って、何よりも先に食事を提供することも提案した。荀彧の申し出に従い、古いしきたりを守った儀礼で献帝に謁見した曹操を見た献帝および大臣たちは、これぞ天下の忠臣と曹操を賞賛する。そして献帝以下大臣たちに次々に温かい食事が振舞われ、皇帝たちに恩を着せることに成功した。
ひと段落ついて今後の話題を献帝が切り出すと、曹操は自分の城のある許昌へ遷都をするように提案する。心中では洛陽を建て直したかった献帝だが、力もない今となっては曹操の庇護の下に就くより他はなく、自らがまたもや傀儡の身となった事を絶望と共に知るのだった。許昌に着いた曹操は、献帝からとして各諸侯に詔勅を発布し、勢力分布を確定してしまった。この詔勅の背後に曹操がいるのを知った袁紹は大いに悔しがり、打倒曹操の目標を掲げての決起を決意する。曹操は劉備に対しても正式に徐州牧に任命をする旨の詔勅を発布した。それと同時に袁術を討伐するように命じる密書も渡された。これは曹操による徐州征服のための計略の一つだったのだ。

第14話みどころ
「漁夫の利」ということわざがあるが、それをまさに体現したような回となる。猛将として名を馳せながらも、酒好きで粗野な一面を持つ張飛と、勇猛ながら猪突猛進型の呂布による因縁の対決だ。これまで何度か小競り合いをしてきた二人の関係を知っていると、手に汗を握る場面となる。張飛を演じる康凱(カン・ガイ)は台湾の俳優で、今回の役作りの為に18キロも太ったという逸話もある。雑な性格だがどうにも憎めない三番目の弟を見事に演じている。

「三国志Three Kingdoms」第14話はBSフジにて4月11日(月)午後6時から放送。作品オフィシャルサイトでは予告とダイジェスト動画を公開中。

ドラマ「三国志」公式サイト
BSフジ「三国志Three Kingdoms群雄割拠」


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