最高に笑って泣いたドラマ「僕の彼女は九尾狐」も、いよいよ最終回を迎える！第15話では、ミホがテウンを生かすための悲しい嘘を、最終回ではテウンの命がけの愛を描いていく。しかし、ここはホン姉妹の脚本、決して湿っぽくなく最高のエンディングが用意されている。

■第15話：明かせない本心
ミホを生かすために彼女のそばからテウンが去って１ヵ月。ミホはパク・ソンジュとしての人生を始め、トンジュとの結婚を決めていた。一方、中国から帰ったテウンは、ミホとの思い出の場所を次々と訪ね、ミホを探し回っていた。そんなある日、愛犬と散歩に出たテウンは公園で偶然ミホと再会する。ミホが九尾狐の能力を失っている事に気付き、尻尾を確かめるためミホにつきまとう。何とかテウンを振り切るミホだが、彼女はテウンにもトンジュ先生にも隠し事をしていた。その隠し事とは今のミホの状態を関わること。ミホの今の状態はテウンを振り切らざるをえないほど悪かったのだ。一方、パン監督と叔母のミンスクの結婚が決まる。忙しい監督に代わって叔母につきあい式場の下見に出かけたテウンは、そこでミホとトンジュに鉢合わせする。そしてミホから結婚式の招待状を渡されるのだった。

■最終話：運命の１００日
ミホはテウンから返してもらった狐玉を自分の中に戻していなかった。テウンへの愛をとめられないミホは着実に死への道をたどっていたのだ。ついに尻尾が最後の1本になったとき、ミホが二人で暮らした倉庫部屋にアルバムを取りに行く。テウンもまたアルバムを探しに部屋に来てミホと鉢合せする。テウンはそこでミホの尻尾は消え続け今も死に向かっている現状を知り嘆き悲しむ。トンジュの元へ戻ったミホはテウンの気を返すために狐玉を渡してほしいと頼む。トンジュはテウンに狐玉に残りの命を吹き込めばミホが助かるとウソを言う。それはそのままミホのために命を投げ出すということ。ところがテウンは何のためらいもなく狐玉を飲み込んだ。それを見てトンジュは二人の愛が本物だと認め、テウンに真実を告げ二人の前から姿を消すのだった。100日目まであとわずか、二人はミホが消えてしまうまで最高の日々を送ろうと決心する。
さて、トンジュは二人の前から姿を消したが、そんな彼の前に“三神ばあさん”が現れる。この人物こそ、九尾狐を絵の中に閉じ込めた人物。そして九尾狐のために自分の命を差し出して愛せる人間が現れたら、戻してやると約束した人物だった。
思い出の体育館で最期のときを待つ二人…。

★第15、16話の見どころ紹介
切ないラブラインに変わっても笑いを忘れないのがホン姉妹の脚本。15話で愛犬の散歩の途中で再会する二人のやり取りには大爆笑だ。ミホの現状を知りたいテウンは彼女に「尻尾を見せろ」と付きまとう。そんなテウンをミホは「変態、ストーカー、南京虫」と呼ぶ。しかし、その裏で自販機を蹴っ飛ばすことも、テウンの手を振り払うほどの力もなくなっているミホの現実に胸が痛む。テウンをあきらめさせる最後の手段としてミホが差し出したトンジュとの結婚式の招待状を渡す1回目の場面も最高に笑える。テウンのショックを考え涙の準備をしていた視聴者への最高の裏切りのシーンをお見逃しなく！
テウンがミホをあきらめようと決心をしたのは、2回目の招待状を渡される場面。果たしてそれがどんな場面なのか、1回目とあわせてドラマで確かめよう。
ドラマ最高の見どころはやはり、ミホの命が尽きる瞬間。シン・ミナとイ・スンギの最高の演技は、ティッシまたは大判のタオルを準備して視聴しよう。
ところで、最高の悲劇のエンディングが終わっても、ドラマは10分以上も続く。まさ、何のために三神ばあさんを登場させたのか？さあ、最終回の前に、貴女が脚本家になったつもりで、最高のエンディングを考えてみよう。
そういえば、ドラマの第6話では「美男＜イケメン＞ですね」のミニョ（パク・シネ）が登場したが、最終回ではジェルミ（イ・ホンギ）が登場する。果たしてどの場面で登場するのか、こちらも韓ドラファンには見逃せない見どころだ。


さあ、ドラマの最終回にあわせて2倍楽しむコーナーも次回が最終回となります。最終回は、「キャストと演じた俳優たちの紹介」と「ホン姉妹の脚本の魅力」についての2本立て。どうぞお楽しみに。



【「僕の彼女は九尾狐」を2倍楽しむ】に戻る

「僕の彼女は九尾狐」は、3月25日から月曜日～金曜日の毎日朝10時5分からTBS韓流★セレクトで放送中。見逃し配信もTBSオンデマンドで配信中。

TBS韓流★セレクト「僕の彼女は九尾狐」番組サイト
TBSオンデマンド「僕の彼女は九尾狐」見逃し配信ページ