改革への第一歩!悲しい再会…「推奴-チュノ-」第15話の見どころと予告動画
テギルたちが合図に使う花火が上がった!花火を頼りに山中を駆け抜けたチェ将軍を待っていたのはファン・チョルンだった。「ワンソンはどこだ!」と聞くチェ将軍、それには答えず「誰の命令でテハを狙っているのか!」と質問するチョルン。花火の中で二人の激闘が続く。チェ将軍の長槍が折れたとき、彼の視線の先に意識のないワンソンが見えた。そして、チェ将軍の背中からチョルンの刀が振り下ろされた。
(C) 2010 KBS. All rights reserved 市場でテギルを見たオンニョン(ヘウォン)は、自分の出自をテハに話すべきだと思った。しかし、いざ話すとなると、なかなか言葉が見つからない。そんなオンニョンを優しくいたわるテハ。そしてテハもまた、改革の行く末に自信をなくしていた不安な心情をオンニョンに話していた。穏やかにいたわり合う二人をお見逃しなく。
しかし、テハが語るまでもなく腹心の部下たちはテハの迷いに気づいていた。そして彼らもまた改革を前にして、行き着く先の見えない改革に不安感を禁じえないでした。
その頃、ワンソンとチェ将軍を探すテギルも合図に使う花火の音を聞きつけ、山中を駆け巡っていた。そしてついにチェ将軍が戦っていた痕跡を見つけたが、それは不吉な痕跡だった。果たしてワンソンとチェ将軍は…?テギルの到着を隠れて見ていたチョルンは彼も襲うつもりだったが、テギルの発した一言で卑劣な手口を思いつきテギルを利用する。テギルの発した一言とは?そしてチョルンの考えた卑劣な手口とは?
書院では、ついにテハが答えを出していた。まずはチョ学士の命令を受けることにしたのだ。各地の同志に兵もしくは資金での参加を呼びかけにいくチョ学士の仲間たちを、テハの部下たちが護衛する。チョ学士とは改革に向かう考えが違うものの、目的は同じと考え、まずは彼の意見を聞き入れ改革の一歩を踏み出そうとしたのだ。しかし、テハは改革の意義を見つけたようだ。全員のまえで話すテハの決意の言葉をお聞き逃しのないように。そして、久々にたくましく頼もしいテハの姿を喜ぶ部下たちの姿もお見逃しなく。この後、彼らはテハのこの姿を目に焼けつけて任務に向かうのだから…。
その頃、奴婢団のオッポクたちに“上”からの指令がまた下された。今度は商人を殺すこと。何やら不審に感じるオッポクだったが指定の場所へと向かった。しかし、今回はこのところ“水牛の角”に関わる人物が殺されていることを警戒した商人たちの罠だった。さあ、このあとオッポクたちはどうなるのか?
書院でオンニョンを見つけたとき、抜け殻のようになりながらもテギルはオンニョンをあきらめ、テハを見逃そうとした。しかし、チョルンに利用されたテギルは、オンニョンとテハを許すことをやめた。テハのいる書院へと向かい、10年間あれほど待ち望んでいたオンニョンとの再会を果たす。しかし、その再会で交わされた会話は悲しいものだった。
15話も畳み掛けるようなストーリー展開で息つく暇もない。そんな中、ワンソンたちの行方探して一晩中山の中を駆けずり回ったテギルの、ぼろ雑巾のようになった姿に、テギルにとってワンソンとチェ将軍がどれほど大切な存在だったか見て取れる。
作品情報
■発売・レンタル:カルチュア・パブリッシャーズ
■(C) 2010 KBS. All rights reserved
■2010年、KBS、全24話
■キャスト:チャン・ヒョク、オ・ジホ、イ・ダヘ、キム・ジソク、
イ・ジョンヒョク、コン・ヒョンジン
■スタッフ:監督・演出=クァク・チョンファン、脚本:チョン・ソンイル
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【作品詳細】【「推奴-チュノ-」を2倍楽しむ】