もうひとりのアヒョ?スロ一難去ってまた一難…「鉄の王キム・スロ」第26話あらすじと見どころ-BSフジ

2011年04月19日10時54分ドラマ
(C) MBC 2010 All Rights Reserved

ソク・タレの証言でスロのアヒョ殺しの疑いは晴れたが、サロ国王はアヒョを守れなかったとしてスロを投獄する。スロは、父、母そして恋人までをシングィガン(神鬼干)に奪われた。シングィガンを何度も殴るスロだったが、殺せというシングィガンに自分で復讐の手は下さない、とそれ以上のことはしなかった。

アロに牢から連れ出されたスロは、アヒョが暮らし愛した宮殿の中を案内され、そこでアヒョそっくりの女に出会う。それはアヒョの姉のアニだった。

スロはアヒョを殺した真犯人が判明した今、サロ国の軍を引き揚げてくれるよう頼むが、サロ国の王(次次雄)は首を縦に振らない。スロは、クヤ国はサロ国王を百済からの攻撃から守る防御ともなり、また、高度な鉄器文化を伝える役割も担っており、クヤ国を攻撃してもサロ国になんの得もないと訴え続ける。そうしてスロと言葉を交わすうち、王は次第にスロのことが気に入り、サロ国のために働いてくれないか、と言い出す。そして、アヒョにそっくりな姉のアニを引き合わせ、アニとの婚姻を勧めるのだった。

アヒョへの強い思いに、瓜二つのアニに心がざわつくスロではあるが、顔が似ているからアニを身代わりに愛せるかとなると、それは別問題。アニには気の毒だが、スロにとっては、やっとアヒョ殺しの容疑が晴れたというのに、クヤ国に帰ることもできない。まさに、一難去ってまた一難というところだ。
そんなスロを救うためにチョンギョン妃とファンオクが危険を顧みずサロ国に向かっていた。そしてアロと面会したチョンギョンは、息子のスロを返さなければ、戦争も辞さないと強気の交渉に出た。そんな険悪な対面だったが、ヨム・サチの口添えでファンオクはスロに会うことができた。さあ、久々の再会。アヒョ亡き後、スロの心はアヒョに生き写しのアニに動くのか、同志でもある最高の理解者ファンオクに動くのか、ファンオクとの再会のシーンに注目しよう。

サロ国は大いに悩んでいた。どうしてもスロを手元に置きたい王だったが、戦争になった場合、サロ国が勝つにしても甚大な被害を被るというタレの進言をうけ、結局スロは開放された。スロはファンオクとチョンギョン妃とともに帰路に着いた。アヒョ殺害といい、今回の一件といい、すっかりスロの味方のようにも見えるタレ。どうやらタレは本当にアヒョを愛し始めていたようだ。そして、アヒョの亡き後、姉のアニを狙っていた。

ところで、囚われていたシングィガンは、腹心の部下ギテに救出されていた。彼はこの期に及んでも少数の兵の身を従え、隠れて好機を狙っていたのだ。さあ、スロの帰国を進言したタレは、スロがサロ国を出ると、シングィガンに連絡を取り、ある行動にでる。いったいタレは何をしようとしているのか?

いよいよドラマは最終回に向けて大きな山場を迎えるが、ここは登場人物の心情が大きく動く場面。特にタレがいったい何をしようとしているのか?彼は何を考えているのか?タレの真意を読み取るのがドラマを読み解く大きな手がかりとなりそうだ。

kandoratop【作品詳細】【「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ】

「キム・スロ」韓国公式サイト(話題の1分動画視聴)
BSフジ「鉄の王 キム・スロ」番組サイト

★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。
また、ここに紹介したのは、あくまでもドラマを楽しむための歴史紹介です。事実と異なる部分もあることをご了解ください。