JAXA、ガガーリン宇宙飛行士による人類初の宇宙飛行達成から50周年を記念した企画展の話題をダイジェストビデオで紹介

2011年04月20日12時21分暮らしと文化
ソユーズ宇宙船(26S)を確認する26Sクルー
(出展: JAXA/NASA/Victor Zelentsov)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターは、「SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第132号」を公開、ユーリ・ガガーリン宇宙飛行士による人類初の宇宙飛行達成から50年を記念した筑波宇宙センターの春の企画展「今昔物語~ガガーリン有人宇宙飛行50周年と古川宇宙飛行士~」の話題を中心に紹介する。
2011年4月12日は、ガガーリン宇宙飛行士による人類初の宇宙飛行達成からちょうど50年となる。それを記念してロシアでは、さまざまな祝賀イベントが実施されている。
筑波宇宙センターのプラネットキューブでも、それを記念した企画展を同日から開催している。ソユーズ宇宙船の実物大タペストリーや帰還カプセルの実物大模型、ロシアの宇宙服や宇宙食など、普段は展示されていない貴重な展示物を特別に公開。
旧ソ連有人宇宙開発初期の貴重な写真の数々は、ロシアの通信社ノーボスチから提供されており、一般的にはあまり知られていない当時のエピソードも数多く紹介されている。
プラネットキューブは、旧見学者用休憩室をリニューアルしたもので、ミュージアムショップ(旧スペース・トイ・ショップ)も併設されている。
折しも、ソユーズTMA-21宇宙船(26S)が、第27次/第28次長期滞在クルー(アンドレイ・ボリシェンコ、アレクサンダー・サマクチャイエフ、ロナルド・ギャレン宇宙飛行士)を乗せ、バイコヌール時間2011年4月5日午前4時18分(日本時間同日午前7時18分)にカザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。
26Sは、ガガーリン宇宙飛行士にちなんで「ガガーリン」と呼ばれているが、26Sが打ち上げられ、そのクルーが宇宙滞在を開始してからちょうど1週間目がガガーリン宇宙飛行士の宇宙飛行から50周年の記念日となるため、この愛称で呼ばれるようになったもの。ビデオでは、クルーからのコメントも見ることができる。

ビデオライブラリ「SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第132号」




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