ホンダ、新型「シビック」の量産モデルを「2011年ニューヨーク国際自動車ショー」で発表、TVCMを公開

2011年04月21日11時58分商品・CM
シビック

ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、「2011年ニューヨーク国際自動車ショー」で、新型「シビック」の量産モデル全5タイプ(ガソリン車、低燃費ガソリン車「HF」タイプ、リチウムイオンバッテリー搭載のハイブリッド車、スポーツ仕様の「Si」クーペ、天然ガス車「ナチュラルガス」)を発表し、全米で販売を開始した。
同車は、モノフォルムで躍動感のあるコンパクトなボディとしながら、低床化や前後のタンデムディスタンスの設定などを見直すことで、従来モデルよりさらに快適な居住空間を実現。
室内装備には、ステアリングのスイッチでオーディオなどを簡単、安全に操作できる「インテリジェント・マルチインフォメーション・ディスプレイ(i-MID)」を採用。
また、全タイプ標準装備の車両挙動安定化制御システム(VSA)に、新たにモーションアダプティブEPSを組み合わせ、濡れた路面や悪路などでの走行安定性を高めている。
さらに、全タイプで燃費の向上を実現。ガソリン車には、北米で初めてドライバーへのサポート機能のECONボタンやアンビエントメーターを採用することで、実用燃費の向上を図った。新設定の低燃費ガソリン車「HF」タイプは、エアロパーツやアンダーカバー、専用タイヤなどを採用することで、米国におけるコンパクトガソリン車ではトップクラスの燃費値を達成している。
「シビック ハイブリッド」(セダン)は、同社のハイブリッド車で初めてリチウムイオンバッテリー搭載のインテリジェント・パワー・ユニット(IPU)を採用し、1.5L i-VTECエンジン+IMAと組み合わせた。
モーターの軽量化やエンジンピストンとCVTのフリクションロスの低減を図るとともに、高出力のリチウムイオンバッテリーを採用することにより、ハイブリッドセダンでトップクラスの燃費を実現した。
「シビックSi」(クーペ、セダン)には、シビック初となる2.4L i-VTECエンジンにSiタイプ専用の6速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、従来モデルと比較して最大出力を4馬力、最大トルクを22%向上。
また、スポーティーな走りを実現するため、専用サスペンションや17インチアルミホイールを設定し、車高も通常のガソリン車より4mm下げている。専用のエアロパーツ、バンパー、スポーツシート、スポーツペダルなども装備する。
「シビック ナチュラルガス(天然ガス車)」(セダン)は、ガソリン車と同様の1.8L i-VTECエンジンを採用し、従来モデルよりさらに力強く、クリーンな走りを実現。
また、ナビゲーションシステムを装備しているモデルは、ナビの画面上に天然ガスステーションの位置を表示し、ドライバーの燃料補給をアシストする。
アメリカン・ホンダモーターのサイトでは、同車のTVCMを公開しており、5タイプそれぞれに採用された個性的なキャラクターによる楽しいCMを見ることができる。

アメリカン・ホンダモーター「2012 Honda Civic Si Coupe」ビデオ




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