ファンオク堂々の恋人宣言…「鉄の王キム・スロ」第27話あらすじと見どころ-BSフジ
スロを暗殺しようとした者の中にイジンアシの片腕のヨンビいたことに、チョンギョンはもちろん、スロも大いに驚き怒りを隠せずにいた。ヨンビはスロ暗殺は自分が勝手に企てたことで、イジンアシのあずかり知らないところだと力説する。
既に観念したヨンビがここでチョンギョンに対して物を言う。この言葉こそ、イジンアシの不満であり幼い頃からの苦悩だった。スロが我が子と知ってから、掌を返すようなチョンギョンの態度に憤りも感じていた筆者も、思わず「ヨンビよ!良くぞ言った!」と歓声を上げた、彼の訴えをお聞き逃しのないように。とはいえ、自分の腹心の部下がやったこと。自責の念にかられたイジンアシはチャンソ村で農民になると言って去っていった。
スロを王へとの気運が高まってくるが、なかなかその気になれないスロ。そんなスロの尻を叩いたのがファンオクだ。理想論ばかりをぶち上げるスロに対して、理路整然と現実を見据えた話をするファンオクに、チョンギョンやトゥクソン、ソンド達も感心しきり。ファンオクは変わった。以前のようにスロを遠くで見守るファンオクではなくなった。スロとのツーショットの場面では、「あなたは私のものです!」と堂々の恋人宣言までやってのける。これには、さすがのスロも完敗。亡くなったアヒョがかわいそうでもあるが、スロの心はすっかりファンオクに占領されているようだ。そんなスロのファンオクにゾッコンなエピソードが、楽浪国の使者としてやってきた太守の息子とのシーンで分かるのでお見逃しなく。
さて、アヒョの亡くなった後のサロ国では、ソク・タレがアヒョの姉アニと恋仲になっていた。タレを信用していないアロも、当の本人のアニがタレを慕っているとあってはどうしようもない。果たしてこの後二人はどうなるのか?こちらも大いに気になるところである。
それぞれが自分の居場所を見つけたなか、一人シングィガンだけはなにやら最後の悪あがきをしていた。民からも見放され、軍も士気が下がっている中、シングィガンはいったいどうやって形勢逆転に持っていこうとするのか?ドラマの中で確認しよう。さあ、ドラマは最終回に向けて、いよいよスロがクヤ国王になるべく動き始める。
【作品詳細】【「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ】
※「キム・スロ」韓国公式サイト(話題の1分動画視聴)
※BSフジ「鉄の王 キム・スロ」番組サイト
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また、ここに紹介したのは、あくまでもドラマを楽しむための歴史紹介です。事実と異なる部分もあることをご了解ください。