交流重賞「第56回ダイオライト記念(JpnII)」枠順決定、当日生中継!

2011年04月30日14時52分スポーツ

交流重賞「第56回ダイオライト記念(JpnII)」(2400m、5月2日、船橋)の枠順が発表された。東日本大震災の影響で延期されていたが、ゴールデンウィーク期間中に組み込まれ、交流重賞4連戦の第1弾となった。
出走馬16頭の内訳は、南関東6頭、JRA4頭、他地区4頭。現時点でのダート4強の1頭が出走する。
JRAのスマートファルコンは、昨年暮れの「東京大賞典(JpnI)」(2000m、大井)を2分0秒4という驚異的なレコードタイムで勝ち、「JBCクラシック(JpnI)」(1800m、船橋)、「浦和記念(JpnII)」(2000m、浦和)と重賞3連勝を達成した。しかし、東京大賞典での激走により疲れが出て、その後のGI、JpnIに出走することはできなかった。ここは、今年前半の大一番である「帝王賞」(2000m、大井)へ向けての復帰戦となり、4か月ぶりの出走で2400mも初距離となるが、この相手なら負けられない。
JRAのインバルコは、長らくオープン特別で好走を続けていたが、2走前に初めて重賞の「平安ステークス(GIII)」(1800m、京都)に挑戦し、ダイシンオレンジにハナ差まで詰め寄る2着と健闘した。続く前走の「マーチステークス(GIII)」(1800m、阪神)でも、テスタマッタに0.4秒差の3着と迫り、GIIIレベルなら十分に通用することを実証して見せた。ここは、初のJpnIIとなるものの、メンバーもそれほどそろっておらず、2着争いの筆頭になる。
大井のスーパーパワーは、初重賞となった「勝島王冠」(1800m、大井)で54kgという負担重量にも恵まれ、重賞の常連組を下して0.3秒差で快勝した。その勢いで挑んだ東京大賞典でも、有力馬に続いて2.3秒差の6着と善戦した。前走の「金盃」(2000m、大井)は、いつもよりも積極的なレースで0.1秒差で快勝、大井でも期待の1頭に成長した。2着争いには十分に加われる。
JRAのキングスエンブレムは、「シリウスステークス(GIII)」(2000m、阪神)0.1秒差1着、「みやこステークス(GIII)」(1800m、京都)0.2秒差2着と好走を続け、「ジャパンカップダート(GI)」(1800m、阪神)でも期待されたが1.6秒差の9着に終わった。4か月ぶりとなったマーチステークスは1.0秒差の8着だったが、ひと叩きされて上向いており、2着争いに割って入れる。
船橋のフリートアドミラルは、JRAから北海道に転入後、オープン特別で2、1着と結果を残し、南関東転入緒戦の金盃でも0.3秒差の3着と通用することを実証した。アフリート産駒で2400mは初距離になるが、長いところを中心に使われており、うまく立ち回れば掲示板以上も考えられる。
JRAのブラボーデイジーは、昨年終盤は調子を落としていたが、「TCK女王盃(JpnIII)」(1800m、大井)で0.5秒差3着と復調すると、続く「エンプレス杯(JpnII)」(2100m、川崎)でも0.1秒2着と逃げ粘った。前走の「マーチステークス(GIII)」(1800m、阪神)でも、有力牡馬相手に0.4秒差2着と好位から流れ込んでいる。ここも、有力馬の仕掛けどころ次第では、スマートファルコンの逃げに流れ込める。

「ダイオライト記念」枠順
レース当日の生中継



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