三国同盟、冴えるスロの外交手腕!「鉄の王キム・スロ」第30話あらすじと見どころ-BSフジ
スロが新しい伽耶国の王になる宣言をしたとたん、次々と持ち込まれる政略結婚、中でも部族長最長老アドガンの娘ソファとの婚姻を、部族長たちから強く迫られるスロ。また、クヤ国を脅かす倭寇、気まずい関係になっている楽浪国との関係、今回は、こうしたことに対するスロの外交手腕が大きく光る。スロを演じたチソンが最高にカッコよく描かれている、ファンには見逃せない回となっている。
アドガンの娘ソファとの婚姻をスロが断ったことで部族長たちとの間に亀裂が入って、クヤ国はまた混乱してしまうと心配したファンオクは、スロに部族長たちの申し入れを受けるよう勧める。辛い女心だ。しかし、王妃はファンオクとしか考えられないスロは申し入れを断り、部族長たちとの間に険悪な空気が流れだす。さらに、部族長たちは他国から来た女性を新しい国の王妃にはできないとし、スロとファンオクの結婚に反対する。
この険悪な流れを断ち切るきっかけを作ったのは、スロにフラれたソファだった。ソファが作った突破口からスロはどんな解決策をひねり出すのか?
王妃の問題に決着がついたところで、スロはクヤ国にたびたび攻め込んできた倭寇と、太子がファンオクにちょっかいを出して険悪な関係になった楽浪国と三国同盟を結んで、新しく建国する伽耶国を交易の中継点と位置づけようと準備を始めた。国内では、傾きかけた金海館をみごとなアイデアで復興させる。
一方、アニと愛を深めたソク・タレは、サロ国の次次雄王から結婚の許可がもらえず、ついに強硬手段に出る。さて、その強硬手段とは?そしてタレは鋼鉄の剣と鎧を作らせた手柄でついに結婚を許可を取り付ける。伽耶の勢力が強くなることに危機感を募らせた次次雄は、タレと伽耶との戦争を計画する。
さて、今回はスロのカッコいい場面が目白押しだが、中でもお勧めしたいシーンは、ファンオクがクヤ国の人間でないとの理由で王妃になることを反対する部族長たちの前で、弁論大会よろしく熱弁を振るう場面。もうひとつは、プロポーズの場面。韓国ドラマの現代劇では、求愛のシーンでアクセサリーなどの小道具をうまく使う。「冬のソナタ」の雪玉にかくしたネックレス。「秋の童話」のゴルフのホール…。今回スロはそれに負けない方法でファンオクにあるものをプレゼントする。さてどんな演出をするのかはドラマで確認しよう。
【作品詳細】【「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ】
※「キム・スロ」韓国公式サイト(話題の1分動画視聴)
※BSフジ「鉄の王 キム・スロ」番組サイト
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また、ここに紹介したのは、あくまでもドラマを楽しむための歴史紹介です。事実と異なる部分もあることをご了解ください。