24日、「成均館スキャンダル」放送前に党派の歴史を年表で予習!作品HPで予告動画公開-BSJAPAN
2011年最新の話題作、JYJ・ユチョン主演の歴史ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル(成均館)」がついに5月24日からBSJAPANで放送決定!待ちかねたファンのために、ナビコンでは「2倍楽しむ」コーナーでドラマの紹介、見どころ、時代背景、韓国での評判などを紹介している。今回は、主人公4人のプロフィールに大きくかかわってくる、所属している党派について紹介しよう。番組サイトでは人物相関図や花の4人衆の紹介などが掲載されている。作品公式サイトには、作品予告動画や主役陣からの動画コメントが公開されている。
ドラマの中で、老論、少論、南人派といった聞きなれない言葉が頻発するが、これらは、党派の名前で、今で言う政党、政党内の派閥といったところ。しかし元をただせば、同じ士林派という地方出身の知的集団。彼らは政治と離れた地方で悠々自適に儒学を学んでいた。そんな彼らが政治の世界に本格的に乗り出してきたのは、名君の誉れ高い9代国王・世宗。ここで党派の歴史年表を見てみよう。
表の朝鮮王朝初代国王・太祖の時代に勲旧派というのがあるが、これは朝鮮王朝建国に貢献した官僚やその子孫。この勲旧派により王朝は建国当時から後継問題で激しい政争を繰り返してきた。そこで4代国王・世祖は、王権の強化と富国強兵策を推進したが、これらが地方の豪族たちの怒りを買った。この地方の豪族こそが、士林派のメンバー。彼らは潤沢な資金と豊富な人材で次第に大きな組織となり、政界に乗り出すチャンスを虎視眈々と狙っていた。
そんなときに世宗が、勲旧派と士林派を協力させて、文物さまざまな制度の整備事業を完成させるなど大きな功績を残した。しかし、次の10代国王・燕山君の暴政で、多くの官僚たちが党派に関係なく大量虐殺され朝廷は疲弊しきってしまった。これを立て直すべく立ち上がったのが、11代国王・中宗。中宗は、国政を立て直すために知識集団である士林派を重用した。しかし、勲旧派により士林派が粛清(大量虐殺)された。ところが、故郷に潤沢な資金と優秀な人材を多く抱える士林派が次々と政界に進出し、ついには、敵対する勲旧派が消えた。
しかし、その士林派が内部分裂を何度も繰り返し、いくつもの党派が現れた。ドラマ「成均館」で登場する老論派と少論派は元は同じ党派だったが、三大悪女のチャン・ヒビンの処分をめぐり分派した。チャン・ヒビンの極刑を要求した過激派が老論派。極刑に反対し穏便にことを済まそうとしたのが少論派。そして、老論派は正祖の祖父である英祖を第21代国王・に推戴し、英祖の息子、つまり正祖王の父に当たる思悼世子は、老論の過激さを嫌い、少論派に近かったため、老論一派の罠にはめられ、謀反を起したとして父・英祖王に米びつに閉じ込められて餓死してしまったのだ。
思悼世子の死によって、さらに老論派が分派して、世子の死は正当とする僻派と、同情する老論の一部と少論、ほとんど力をなくしていた南人派が時派となって正祖の側についた。ドラマ「成均館」では、僻派をそのまま老論派と呼び、時派を少論と南人としている。
党派については、「イ・サン」を2倍楽しむの(3)で詳しく紹介しているので興味のある方はチェックしておこう。
「ときめき☆成均館スキャンダル」は、5月24日から8月15日まで、毎週月・火曜日の夕方6時50分から日本語字幕版で放送。番組サイトでは、人物相関図や花の4人衆の紹介などが掲載されている。作品公式サイトには、作品予告動画や主役陣からの動画コメントが公開されている。
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「トキメキ☆成均館(ソンギュンガン)スキャンダル<完全版>」公式サイト
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2011年5月24日~最終回放送日未定 夕方6時50分放送
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