悲運の赤ん坊!トンマン少女期スタート「善徳女王」第3話のあらすじと見どころ動画

2011年05月29日07時50分ドラマ
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「双子が生まれると王家に男の跡継ぎが途絶える」という言い伝えから、赤ん坊と王妃を守るため、真平王は侍女のソファに双子の妹と共に新羅を出て暮らすように命じる!第3話は、ミシル一派と赤ん坊を守るムンノとの壮絶な戦いが繰り広げられる。

何しろ宮廷内はミシルに牛耳られている。ほとんどの臣下はミシルの言いなり。赤ん坊とソファを守ってくれるのはムンノだけ。そこでムンノは偽の赤ん坊を連れ、神殿を飛び出しおとりになる。赤ん坊を小脇に抱えたムンノのみごとなアクションに注目しよう。追っ手は多勢。ムンノは多勢に無勢で圧倒的に不利!手に汗握るハラハラドキドキのストーリーとアクションで、心拍数は上がりっぱなしだ。ここでムンノの立ち回りの型をしっかり頭に叩き込んでおこう。 後々大きな意味を持ってくるのでお見逃しなく!

ムンノが戦う隙に、本物の赤ん坊を抱いたソファが抜け穴から宮殿の外へ逃げ出す。ここでいったんはソファは赤ん坊を手放すが、間抜けな守衛が赤ん坊をソファに押し戻すというヘマをする。
赤ん坊をソファが連れて逃げたことを知ったミシルは、花郎のチルスクに二人を連れ戻すことを命じる。花郎とは、新羅の軍事的リーダーであり、かつ、祭祀や芸能的なこともこなす当時のエリート。詳しくは新羅王国の豆知識を参考にされたい。

兵士に追われたソファは洞窟に逃げ込むが、追いついたチルスクが洞窟の入り口に火をつける。このときのソファの行動に注目しよう。ソファにとって至極迷惑だった赤ん坊を、命がけで守ろうとする。彼女の中の母性が目を覚ました瞬間だ。しかし、耐え切れず外へ飛び出したソファは赤ん坊をチルスクに取り上げられてしまう。その瞬間、チルスクが現れ、どうにか逃げ切ることが出来た。
大柄で迫力のチルスク、対するスラリとして軽やかなムンノ。二人の対照的な戦いぶりに注目しよう。

さて、チルスクを演じたのはアン・ギルガン。本作ではニヒルで悲壮感漂う人物を演じているが、「イルジメ」「推奴-チュノ-」ではコミカルな役回りの武芸の達人を演じている。
一方、ムンノを演じたのはチョン・ホビン。「朱蒙」のウテ役の優しさで一躍有名になった。彼もまた「推奴-チュノ-」にカメオ出演している。

二人の圧倒されるアクションも凄いが、第3話で一番お勧めしたい見どころははやりミシルだ。ミシルがソファを取り逃がした守衛をバッサリ斬るシーンがある。頬に血しぶきが飛んで振り向きざまのその顔が、なんとも恐ろしく、美しい!決してお見逃しのないように。

さて、時は流れ、あれから15年の時がたった。
赤ん坊はトンマンと名づけられ、侍女のソファを母と信じて砂漠の交易場でたっぷり愛情のなかで育っていた。トンマンは、目にするもの、耳で聞くもの全てを自分の智恵としてどんどん自分の中に取り込んでしまう天賦の才能があった。同時に機知に富む心優しいたくましく、そして幸せな少女でもあった。トンマンのこの人格は雄大な砂漠と養母ソファの慈愛が作った。
ところが、ある日偶然知り合ったチルスクとの出会いで彼女の人生が一変してしまうのだった。

ナビコンでは、「善徳女王」を2倍楽しむのコーナーで、ドラマを楽しむための全話の見どころ紹介や、歴史背景、キャストの紹介などをしているので、チェックしよう。

kandoratop【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】

「善徳女王」公式サイト

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