前代未聞の婚礼!新生伽耶国王誕生!「鉄の王キム・スロ」最終回のあらすじと見どころ、動画-BSフジ
約束の期日が過ぎても戻らないファンオクを恋しがって、一時は王になることを放棄しようとしたスロだったが、気を持ち直して即位式に臨む決心をした!しかし、生涯結婚はしない、と宣言したとき、ファンオクを乗せた船が近づいてきた。最終回となる第32話は、スロとファンオクとのラブラインが全面に描かれる、ファンサービスのような回。BSフジ番組サイトでは人物相関図が、作品サイトでは見どころたっぷりの洋画が公開されている。
やっとファンオクを出迎えることが出来たスロ。その喜びようといったら、かろうじてトゥクソンに制止されて踏みとどまったものの、今にもファンオクに飛びつきそうな勢い。さて、ここから7分ほどは、二人のいちゃいちゃしたシーンが続く。チソンファンにとってはやきもちを焼きたくなるようなシーンが続出だ。そこは、ファンオクを自分に置き換えてこらえよう。
やっと二人の婚礼となるのだが、その式の挙げ方がいかにもスロらしい。新生伽耶国の初代国王となる以上、厳かに威厳を持ってと考えていた部族長たちを制止し、自分たちの結婚を民に祝ってもらいたいと、前代未聞の“公開結婚式&即位式”をする。
婚礼の日、美しく着飾った二人を祝おうと、続々と民が宮殿に詰め掛ける。国中が目を細めて二人の晴れの姿を祝う中、2人だけは微妙な表情。サロ国からの祝賀客、アロとソク・タレだ。二人は、スロ王と民との絆の強さにおびえていたのだ。このままスロが人心をつかんでいけば、民はスロのためなら平気で命さえも投げ出しそうだと…。
晴れて伽耶国の国王と王妃になった二人は、まるでおとぎの国の主人公のように美しい。イジンアシが自ら鍛錬して作りあげた宝刀を捧げ、スロはその宝刀に「自分が望むのは、民を幸せにすることだけだ」と誓う。ここからは、美しい舞踊や武芸の披露などが続き、視聴者も一緒に二人を祝っているような気になれる。
ムルセが、大声で「王の武術の腕前を見たい」と言えば、気軽にトゥクソンと腕比べ。生真面目なトゥクソンは、スロが王になったからと手加減なんてしない。真剣勝負だ。しかし、ここでファンオクの可愛いいたずらに全員が大爆笑するシーンがある。はたして彼女は何をしでかしたのか。
晴れて夫婦になった二人はラブラブムードいっぱいだが、ファンオクは、とんでもないことを言い出す。彼女の提案に首を横に振るスロだが、あくまでも男女平等を言い張るファンオクが頼もしい。果たしてファンオクがスロに交渉したのは?どうやらこのカップルはカカア天下になりそうだ。
ファンオクのカカア天下ぶりは他でも見られる。ファンオクに代わって交易の仕事をする部族長の娘ソファの元に出向いた際、スロがソファにやさしくする様を見て、やきもちを焼くのだ。しかし、怖いばかりのファンオクではない。彼女は王妃となった今も、恵まれない子供たちを世話するボランティア活動をしていた。このあたり、歩き方も歴史ドラマでよく見るシズシズという感じではなく、まるで現代ドラマを観ているようだ。
しかし、ドラマは楽しいことばかりではない。劇中2つの大切な会談シーンが用意されている。ひとつは、ファンオクとアロ。もうひとつはスロとソク・タレ。共に、伽耶国とサロ国との今後とチャンソ村の領土問題について話し合うが、残念ながら両者に歩み寄りはない。
さて、史実では、タレはサロ国(新羅)の第4代国王となっている。それを予言するような場面は、養母アジンウィソンとの間で観られるのでお楽しみに。また、タレとアヒョ王女との結婚の許しがやっと降りる。そんなタレが、ついに、タレが打倒スロをスローガンに挙兵する…。
伽耶国スロ王の物語はドラマの最終回から始まる。最終回は5月31日(火)夜7時からBSフジで放送。再放送は木曜日朝10時から。
長い間お付き合いありがとうございました。「鉄の王キム・スロ」を2倍楽しむのコーナーは、ドラマ最終回放送の後、「キャストの魅力」で最後となります。「キャストの魅力」では、俳優たちの紹介と一緒に、登場人物のその後についても紹介します。
【作品詳細】【「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ】
※「キム・スロ」韓国公式サイト(話題の1分動画視聴)
※BSフジ「鉄の王 キム・スロ」番組サイト
★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。
また、ここに紹介したのは、あくまでもドラマを楽しむための歴史紹介です。事実と異なる部分もあることをご了解ください。