チャン・ボゴとヨンムンの因縁の闘い遂に決着?「海神-ヘシン」第37話~40話のあらすじ・見どころと気になる人物
互いの父とも仰ぐ人物を殺されたことで、ますます憎悪の念が膨らんできたチャン・ボゴとヨンムン!長きに亘った二人の因縁の戦いに終止符が打たれる!ドラマは最終回へ向かって最後の山場を迎える。やりきれないストーリ展開の中で、今回はチャン・ボゴの弟分、チョン・ヨンとハジンの恋が実り夫婦になるといううれしい一こまもあるのだが…。GyaO!では、2011年7月8日(金)まで、「海神-ヘシン」の無料配信を毎土曜4話ずつ追加更新している。
第37話
ヨンムンは敵討ちのため、ペクギョンらを投降した海賊に見せかけ清海へ送り込む。ヨンムンは、襲撃計画が失敗したことを知らずに清海へ総攻撃をかけようとするが、逆にチャン・ボゴらに攻撃される。大きなダメージを受けたヨンムンは逃げ出すしかなかった。そして、どんどんチャン・ボゴの元に海賊たちが投降してくる。
そんな折、都督キム・ヤンの要請でチャン・ボゴが会いにいく。キム・ヤンは、チャン・ボゴに海賊の一掃は自分に任せてチャン・ボゴは商売だけをやるようにいう。答えるチャン・ボゴの決意の台詞をお聴きのがしのないように。また、支援したいというキム・ヤンに、チャン・ボゴは海賊が使っていた矢じりを取り出して見せる。これこそはチャミ夫人の罪を明らかに出来る証拠。その矢じりはムジンチュ軍隊の物。チャン・ボゴは、海賊と内通している者が軍の中にいて、その者がチャミ夫人に横流ししていると睨んだのだ。
さて、キム・ヤンがお金に興味がないこと知り、チャミ夫人は次なる手を考えた。その次なる手とは…。
第38話
チャミ夫人は、キム・ヤンを味方につけるため、ヨンムンを差し出したのだ。しかし、護送されるヨンムンを配下の者たちが救出した。
ついに、チャン・ボゴは巧みな攻撃で、ヨンムンら海賊の捕縛に成功する。長きに亘った二人の決戦にひとまずは決着が付いた。しかし、チャン・ボゴはヨンムンの処遇に対して大いに悩んでいた。まず、チャン・ボゴがヨンムンを捕縛したという事実を王宮に知らしめるため、王宮までチャンが護送し、商団の今後の取引を有利に運ぶために利用しろとろという声。これに対しては名声を得るためにしたのではないときっぱり言い切る。この後、チャン・ボゴはヨンムンを部屋に呼び、初めて二人で酒を酌み交わす。二人が哀しい因縁を語るこのシーンをお見逃しなく。
結局チャン・ボゴはヨンムンに対し、死罪ではなく刺字刑を実刑し奴隷にさせ、自分と同じような苦しい道を味わわせることにした。そんなチャン・ボゴに憎しみに満ちた目を向けるヨンムンに注目。
そして2年後、唐と倭国をつなぐ拠点として大いに栄えた清海。チャン・ボゴは在唐新羅人商幇の大頭領になっていた。
第39話
さて、チャミ夫人とも裏でつながっているキム・ヤンは、ヨンムンと自分の配下でもっとも強いものを戦わせ、彼の武芸の実力を試す。勝ったヨンムンの実力を買い、秘密部隊としてそばに置く。キム・ヤンから“ヨムジャン”という新しい名前を与えられたヨンムンは、チャン・ボゴを殺すための機会をうかがう。まったく、このキム・ヤンは生き残るためならなんでもする男だ。
一方、清海の繁栄とは逆に徳真浦は廃れてしまい、チャミ夫人が取引していた多くの商団もチャン・ボゴの商団へと乗り換える。崖っぷちに立たされたチャミ夫人。しかし、そんなチャミ夫人に再浮上のチャンスを与えたのはチャン・ボゴだった。チャンが開く商団長の会議に出席するチャミ夫人。そこでチャンは、今後は、唐や諸外国との大商売をしていく。そして身分に関係のない世界を作ろうと宣言し、志を共にする者を助け、歯向かう者には容赦しないと言い放ったのだ。ここで、チャミ夫人は貴族たちを扇動し、チャン・ボゴを倒す計略を立てる。
(C)KBS&KBSi All rights reserved.第40話
キム・ヤンに救われたヨンムンはヨムジャンとなり、今のチャン・ボゴを倒すのはもはや剣では出来ない。ヨンムン自身が権力を持つしかない。と言われ人王寺で心を鎮めていた。その寺に、王から青海の大使に任命されたチャン・ボゴが、亡きソル・ピョンへ報告する姿を見たヨムジャンは、燃え上がる復讐心を何とか抑える。清海鎮の安定には、大使であるチャン・ボゴ自身の安定が先だというチャンギル。チャンギルはチャン・ボゴとチェリョンを結びつけるため、彼がいまだに忘れられずにいるチョンファに、二人が一緒に慣れるように力を貸しれくれと話をしに行く。チョンファはチャン・ボゴへの想いを整理するため、都で侍中に仕える身となることを決める。菜の花畑で幼いころのチャン・ボゴと過ごした日を思い出すチョンファ。そこに偶然チャン・ボゴが現れる。二人の切ない抱擁をお見逃しなく。
チャン・ボゴとチェリョンの婚礼の日、ヨムジャンの姿をハジンが見てしまった。ハジンは…。そしてヨムジャンは、ついにチャン・ボゴを倒すための秘策を考え付く。果たしてその秘策とは…。
★気になる登場人と演じた俳優
今回紹介するのは、ドラマ終盤になりにわかにクローズアップされてきたやり手のキム・ヤン。
キム・ヤンは、真骨貴族で父親が反乱を起こした罪で、一族抹殺になるところだったが、キム・ウジンの父親に助けられる。一度はどん底に落ちだが、そこから再び武珍州の都督の地位まで登りつめた人物。生き残るためには手段を選ばない人物で、力を持ちすぎたチャン・ボゴを抹殺するため、奴隷となったヨンムンを、奴隷の身分から救い出し、自分の秘密部隊とする。
演じたのは、「華麗なる遺産」、「トンイ」でヒロインの優しいオッパを演じたペ・スビン。(1976年12月9日生、180cm、68kg)
歴史ドラマファンには、「朱蒙」のミスターレディー・サヨンとしておなじみだ。デビューは2002年だが、中華圏で活動をしていたため韓国や日本ではさほど話題にならなかった。そんな彼がにわかに注目を浴びたのが2006年の「朱蒙」で演じた中世的な人物サヨン。しかしそれより2年前、本作で野望を持つ卑劣な人物キム・ヤンを演じていたのだ。「海神」と聞いてすぐにペ・スビンの名前が浮かんだ方は、相当な韓ドラ通だと言えるだろう。その後は、「風の絵師」でカリスマある正祖王を、「天使の誘惑」では妻に殺されかけ全身整形をして復讐する男を演じている。作品ごとにまったく違ったイメージを演じわけることが出来る実力派俳優だ。
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◆配信期間 2011年4月9日(土)~2011年7月8日(金) GyaO!にて毎土曜4話更新
「海神-ヘシン-」 視聴ページ
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