流血の政争勃発!「海神-ヘシン」第41話~44話のあらすじと見どころ-GyaO!無料配信中!

2011年06月18日14時16分ドラマ
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キム・ヤンからチャン・ボゴを倒すには、自らも権力を持つしかないと言われたヨムジャン(ヨンムン)は、キム・ウジンに取り入ろうと考えた。キム・ウジンは、山賊にさらわれたチョンファを救い、商人として身を立てようとするチョンファの後見人となった人物。チャン・ボゴをも高く評価した彼は、果たしてヨムジャンをどうみるのか?いよいよ流血の政争が始まる中、チャン・ボゴはどう動くのか?7月8日までGyaO!にて無料配信中。

第41話
チャン・ボゴを倒すには、キム・ウジンの心を得ることが大切だというヨムジャン。海賊だという身元を明かしたうえで、腐敗した貴族らの一掃に取り組むキム・ウジンに自らの考えを説いて信頼を得る。さてその考えの中に、腐敗貴族の一掃のためにチャン・ボゴを重用するのはいいが、彼の勢力が王権を凌駕しないようにという一言があるのをお聞き逃しのないように。
ウジン邸で自分を見て驚くチョンファに、ヨムジャンは過去の縁はすべて忘れたというが…。
一方、チョン・ヨンの妻ハジンを襲った犯人探しに全力を注ぐチャン・ボゴたちは、寺周辺の怪しい人物を探るうちに、それがヨムジャンだと知る。
その頃、清海では上大等の息子キム・ミョンがチャン・ボゴと関係を持とうとして、自ら直接やってくるが、その横暴振りにチャン・ボゴは憤り一戦を交えることになる。もちろん今のチャン・ボゴが負けるわけがない!チャン・ボゴに手厳しくやられたキム・ミョンは、その足で、武珍州へ行く。そこには、あのチャミ夫人がいた!久々のチャミパワー全開の妖艶なチャミの舞をお見逃しなく。すっかりチャミ夫人の虜となったキム・ミョン。
こうして、キム・ウジンにはヨムジャン(+キム・ヤン)が、キム・ミョンにはチャミ夫人がバックに付いた。
ところで、キム・ウジンとキム・ミョンとの関係だが、王に次ぐ地位の上大等を務めるキム・ミョンの父は王の実弟で王位継承権第1位。対する侍中を務めるキム・ウジンの父は第2位。こうしたことから二人は政敵となっているのだ。
ところが、病床にあった上大等が亡くなったことでキム・ウジンの父がその位に就き、キム・ミョンが侍中となることで、次回からいよいよウジンvsミョンの本格的な政争が勃発する。

第42話
チャン・ボゴにコテンパンにされて清海から追い出されたキム・ミョンは、侍中の座に就き、召喚という名目でチャン・ボゴを都に呼びつける。この期に及んでもチャン・ボゴと関係を持ちたいキム・ミョンは、王宮ではなく自身の屋敷に招く。ここまでしてチャン・ボゴを味方につけようとするも、その場で断られる。これで、二人の関係は修復しがたいものとなる。
ヨムジャンの助言で都督の座を退いたキム・ヤンは、早速キム・ウジンのもとへ駆けつけ自分が政敵を倒す刀となると言う。一時でも早くウジンの心を掴みたいヤンは、ヨムジャンにキム・ミョン暗殺を命じる。ミョンが出席する花郎の会議に、花郎になりすまして潜入する。これまで汚れ姿が多く、編笠の黒装束もそれはそれでいいのだが、ヨムジャンの男っぷりが上がる久々の花郎の美姿をお見逃しなく。果たしてキム・ミョン暗殺は成功するのか?
ところで、ヨムジャンファンが大喜びする今回の花郎姿だが、花郎とは、新羅にだけ存在した軍事的リーダーであり、祭祀(宗教的儀礼・儀式)や芸能的な分野も網羅したエリートの青年組織。詳しくは「新羅王国」豆知識を参考にされたい。この組織が活躍するドラマに「善徳女王」がある。

第43話
キム・ミョンはヨムジャンの短刀に倒れた…。誰もが死んだと思っているキム・ミョンは、重傷を負ったものの、チャミ夫人の必死の看護で何とか生き延びていた。何しろこのままウジンの父が王位に就き、ウジンが権力を握れば、そりの合わないチャミ夫人は絶対不利、ここはなんとしてもミョンに生き延びてもらわなくては…。
ところで、かつては互いを信頼しあったチャン・ボゴとキム・ウジンだったが、どうにもチャン・ボゴは今のウジンが気に入らないようだ。ウジンは、かつてのどこか世捨て人のようで権力に興味のない人物ではなく、キム・ヤンと手を組み、政治的な野心満々となっていた。しかし、今の腐敗した王宮を変えるには、渦中に飛び込むしかないと考えたウジンの考えももっともだと考えるのは、筆者だけだろうか・・・?
一方、ミョン死亡のうわさがまわった都では、ウジンがミョンの一派を捕らえる。チャン・ボゴは王に呼ばれ、王位継承の証である玉璽を次期王が決まるまで預かってほしいと頼まれる。そのことを聞きつけたウジンはチャン・ボゴのもとへ行く。
さあ、ここでチャン・ボゴが熱い理想論をウジンにぶち上げる。ウジンを心酔させた彼の理想論をお聞き逃しのないように。
さて、王宮では長らく病気がちだった王が逝去し、遂にウジンの父が王位に就くこととなった。しかし、ここでキム・ミョンとチャミ夫人の逆襲が始まる。

第44話
ついに戴冠式の日がやってきた。ヨムジャンは王の護衛をしていたが、怪しい軍士を見たという知らせを受け調査にいく。この知らせはチャン・ボゴにも届いた。急ぎ王宮に向かうチャン・ボゴだったが、新王は、チャミ夫人のボディーガードのヌンチャンの剣に倒れてしまった。キム・ウジンとヤンも負傷したが、駆けつけたチャン・ボゴに助けられる。
みごと新王であるキム・ウジンを倒したキム・ミョンは、意気揚々と王宮に乗り込む。死んだものだと思っていた人物の突然の登場に驚く人々を想像しよう。
すぐにも自分が即位しようとするキム・ミョンを制止したのは、なんとチャミ夫人だった。彼女も学習したのか、あまりにも強引に事を進めず、まずは民意を考えることを考えるべきとアドバイスする。さらに、王宮に戻ったヨムジャンを助けたのもチャミ夫人だった。彼女はヨムジャンを助けることに、何の見返りも求めず、ただ「私が助けたことだけを覚えておくように」というだけにとどめた。なんとも立派な態度!
しかし、さすがのチャミ夫人も、チャン・ボゴのことだけはどうしても理解できないようだ。彼女は、チャン・ボゴの元に逃げ込んだウジンに危険を感じているキム・ミョンに忠誠をを誓うふりをして、チャン・ボゴの元に使者として出向いた。彼女はここでチャン・ボゴと手を組もうと目論んだのだ。さあ、その結果がどうなったかはドラマで確かめよう。まったく懲りない夫人だ。
さて、キム・ヤンとヨムジャンは、今となっては逃げ込む先はチャン・ボゴの元しかないと、清海鎮に向かう。
宿敵の下に投降するヨムジャンの無念の心中、そんな彼を引き受けるチャン・ボゴの男気あふれる台詞…今回最高の見どころシーンをお見逃しなく。

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◆配信期間 2011年4月9日(土)~2011年7月8日(金) GyaO!にて毎土曜4話更新
「海神-ヘシン-」 視聴ページ

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