韓国ドラマ「善徳女王」第7話:双子の証アザ、絡まり始めた運命の糸【ネタバレあらすじ・見どころ】
前回、危うく隋の国に売り飛ばされそうになったトンマンとチョンミョンは何とか、秘密のアジトから開放され、目的こそ違えど、同じムンノを探すという目的で行動を共にすることになる。ところであのアジトは後で大切な場所となるのでしっかり覚えておこう。予告動画はYouTubeにて公開している。
「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。
【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。
第7話の最高の見どころは、ヨレ(如来)寺に向かって珍道中を続けるトンマンとチョンミョン。トンマンに何度も命を救われるチョンミョンは、同じ三日月のアザを持つトンマンに縁を感じ、彼女から戦う勇気と活力をもらう。
しかし、そんな2人にピンチが迫る。トンマンとチョンミョンがヨレ寺に着いたとき、そこはすでにミシルたちの手によって襲撃された後だった。刺客たちに見つかった二人は、ひとりの刺客と一緒に崖から落ちてしまう。3人とも命は助かったが、トンマンとチョンミョンは離れ離れになってしまう。
トンマンが、ムンノの居所を聞き出すために介抱した刺客は、ミシルの息子ポジョンだった。そして、怪我を負ったチョンミョンを助けたのが、キム・ユシン!こうして、別々の人生を歩いていたトンマン、チョンミョン、ユシンの3人が、まるで運命の糸に手繰り寄せられるかのように巡り会い、8話で、遂に3人の運命の糸が1本に纏まる。
そしてこの運命の糸に自ら絡んでくるのが、チュクパンとコド。特にトンマンを騙した詐欺師チュクパンだが、どうにも憎めない不思議な魅力を持つ俳優だ。演じたのはイ・ムンシク。「チェオクの剣(茶母-タモ)」のチュクチ、「一枝梅」で主人公の養父を演じた俳優。コミカルでドジで、それでいて頼りになる優しい役柄を演じさせたら、彼の右に出るものはまずいない。相棒のコドとトンマンを加えた3人でドラマ前半で大いに笑わせてくれる。
さて、次の第8話は子役から大人の俳優に代わる回。名子役たちともまもなくおさらばとなるので、第7、8話でしっかり彼らの演技を記憶にとどめておこう。「善徳女王」には実力派の名優たちが大勢出演しているが、こうした子役タレントたちの活躍も見逃せない。トンマンの少女時代を演じたナム・ジヒョンと同じく、チョンミョン王女の少女時代を演じた子役にも注目が集まった。子役といっても劇中出産も経験したのはシン・セギョン。彼女もまたこの役で人気者となり、7話までの出演予定だったのが8話まで出演が延長された。撮影では馬と接触する事故にも遭ったり、トンマンと一緒に崖から海に飛び降りたりとまさに体当たり演技。彼女の幼児期を演じたキム・ユジョンちゃんもうれっこ子役で、「一枝梅」「風の絵師」をはじめ「カインとアベル」「いい加減な興信所」など多くの作品に出演している。
また、前回登場したキム・ユシンの少年期を演じたのは、イ・ヒョヌ。日本の漫画が原作のドラマ「勉強の神」にも出演した注目の子役だ。
◇YouTube「善徳女王」予告動画
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