朝鮮王朝随一の名君、ハングルを創り出した王の葛藤と生涯を描いた「大王世宗」放送開始!公式HPで第1話無料公開
「大王世宗」は韓流ファン必見の歴史ドラマ!何しろ、あの“ハングル”を世に送り出した賢王にして、王朝随一の名君と謳われ、今なお韓国国民が敬愛してやまない朝鮮王朝の第4代王・世宗の激動の生涯を描いた物語なのだ。
作品公式サイトでは、第1話とインタビューやメイキング満載のスペシャル動画を無料配信している。全86話と長編なので、腰を落ち着けてじっくり視聴することをおすすめしたい。ナビコンでは本作をもっと楽しむために「大王世宗」を2倍楽しむコーナーで、ドラマのあらすじや見どころ、キャストの紹介などをするのでお楽しみに。
本作は、2008年韓国グラミー賞、KBS演技大賞で数々の賞を受賞した作品で、日本でもBS日テレが2009年に放送し、リクエスト殺到で2010年にも再放送をしたほど人気を博した。
ドラマの舞台は、混乱の中始まった朝鮮王朝の初期。朝鮮王朝は、1392年から1910年の約500年もの間続いた王朝で、前王朝“高麗”の一武将の李成桂がクーデター(威化島回軍)を起こして王位に就いて建てた王朝。始まりからして波乱の幕開けの新王朝・朝鮮王朝は、官僚主体の政治から王権を強化する体制を目指した時代であった。
そんな時代に国土を安定させ、国字ハングル(訓民正音)を発明し、文化水準を高めた名君・世宗の成長に合わせてドラマは描かれていく。
このところの韓国歴史ドラマの人気はすさまじく「女人天下」に代表される宮廷の愛憎劇や、「朱蒙」などの建国の英雄伝、「チャングムの誓い」の医療や、「イ・サン」「トンイ」などの芸術、「トキメキ☆成均館スキャンダル」のサスペンスなどさまざまなジャンルの歴史ドラマが増えてきた。「大王世宗」は、幼少から善良で聡明だった世宗の成長記で、民のため下した様々な政策なども描かれている。一方で、国のために信念と誇りを貫いた熱き男たちの群像劇でもある。骨太な政治ドラマとして、歴史好きな方や男性にも是非観てほしい一作だ。
ドラマの幕開けは、3代王太宗の治世下、明国使者との世子の婿入りに関する会談を目前に厳戒態勢の王宮のなかで、従事官の首つり死体が発見されるところから始まる。その死体には、「汝、王材を守れるか」という不敵な予告文が残されていた。王材とは王を助ける才能、つまり跡継ぎに足る人物ということを意味する言葉。当然、誰もが跡継ぎである世子の安否を確認するが、世子は無事で、なんと三男の世宗が行方不明となっていた。なにやら今後の成り行きが予感できそうな、不気味な幕開けに第1話にしてドラマに嵌ってしまう。
◇「大王世宗」公式サイト
【作品紹介】【「大王世宗」を2倍楽しむ】