ドイツに実在する特殊部隊をモデルにしたアクションドラマ「GSG-9 対テロ特殊部隊」動画配信スタート!-GyaO!

2011年07月01日14時30分ドラマ

無料映像配信サイトGyaO!にて、7月1日から海外ドラマ「GSG-9 対テロ特殊部隊」の動画配信がスタートする。5人の精鋭により結成されたGSG-9対テロ特殊部隊の「チーム50」を舞台に、ヨーロッパを舞台としたスリリングなアクションと隊員たちのヒューマンドラマが描かれた内容だ。

近年ではアメドラを中心とした海外ドラマにも一定のファンがつく盛り上がりを見せているが、今回登場したドラマはドイツ制作によるもので、これまでに見られたアメリカ側の視点による特殊部隊モノとは異なるテイストに興味をそそられる。島国の日本では中々理解しづらいヨーロッパのテロ情勢などもこのドラマを通して知る事が出来、実際のドイツを囲む国際情勢を反映したリアルな描写もこのドラマの醍醐味となっている。ドラマは「チーム50」の5人を軸に、様々な事件解決に向けて隊員たちの活躍と同時に、複雑な国際情勢が生み出す人間模様も浮き彫りになる。
このドラマで中心となるGSG-9(独語読み・ゲーエスゲーノイン)はドイツの連邦警察曲に所属する特殊部隊で、1972年にミュンヘンオリンピックで起こったテロ事件への対処の失敗を教訓に設立された特殊部隊である。ちなみに、ミュンヘンオリンピック事件についてはスティーヴン・スピルバーグが2005年に製作した映画「ミュンヘン」にて取り扱われている。こうした経緯を持つGSG-9は、1977年に起こったパレスチナゲリラによる「ルフトハンザ航空ハイジャック事件」をわずか5分で制圧したことで世界的にその存在が知れ渡った。この時人質全員を無事救出したことで「モガディシュの奇跡(ハイジャック機が着陸した空港の所在地に因む)」と呼ばれて広く賞賛される事となった。
こうした経歴を持つ部隊をモデルにしているだけあって、劇中で扱われるアクションはハイレベルなものとなっている。現在、GSG-9が採用した装備は世界各国の特殊部隊が参考にする程最新かつ優れた機能を持つアイテムを使用しており、それら武器やウエアなどの小道具もミリタリーファンにとっては必見となるだろう。
GyaO!では同作品を毎週金曜日に2話ずつ更新、全13話を配信する。初回配信の1話と2話では、アメリカの水泳選手団を人質にするテロ事件やWHO(世界保健機関)に届いた暗殺予告などが事件の内容となる。ヨーロッパならではの様々なテロの可能性に息を呑むアクションドラマシリーズの登場だ。
配信期間は2011年7月1日(金)から2011年8月18日(木)まで。


GSG-9  対テロ特殊部隊|無料動画GyaO!

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