突如言い渡される江2度目の結婚話、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第25回予告&前回ダイジェスト―NHK

2011年07月02日06時10分ドラマ

悲しみと怒りが交錯する江に降って湧いた2度目の結婚話―、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第25回「愛の嵐」の予告と第24回「利休切腹」の5分ダイジェスト動画が、NHK・テレマップMOVIEに配信されている。

■第25回あらすじ
秀吉(岸谷五朗)から切腹を言い渡された利休(石坂浩二)は、聚楽第内の屋敷で厳しい監視の下に置かれていた。それを知った江(上野樹里)は秀吉に怒りをぶつけるが、取り合ってもらえない。そばにいた秀次(北村有起哉)は、江に秀吉の意外な心うちを話す。

江は、秀吉に頭を下げれば許されると利休を諭すが、利休はただ茶を点てるばかり。江の思いもむなしく、利休は切腹の道を選ぶ。江は秀勝(AKIRA)の前で堰を切ったように涙を流す。

その直後、秀吉が溺愛していた鶴松がみまかる。生みの母である淀(宮沢りえ)は、京極家から駆けつけた初(水川あさみ)や江に慰められるものの、生きる希望を失ったように泣き続ける。

最愛の息子を失い放心状態だった秀吉は、三成(萩原聖人)がかけたひと言に表情が一変、朝鮮への出兵を決意する。

朝鮮出兵に猛反対する江に秀吉は、「今一度嫁に行け」と告げる。その相手とは…。


江、2度目の嫁ぎ先が明らかになる今回だが、敢えて今回のキーパーソンを挙げるなら、北村有起哉演じる豊臣秀次だろう。秀吉が跡継ぎに期待していた鶴松があえなくこの世を去り、急きょ後継者に指名され関白に就任する秀次。いささかネタバレになるが、秀次は、この後“殺生関白”などと悪名を添えられ悲劇の末路を迎えるなど、史実の上ではあまりいいイメージはない。だが、すでに放送された中では、大坂城内で身の置き場をなくした江に意味深な共感を寄せたり、今回も利休助命のヒントを江に与えたりと、物語のスパイスのような役割を果たしている。

とりわけ、利休を窮地に追い詰めた三成と秀次との対比は、この後の展開を追う上で重要なカギになっていくだろう。

なお、第24回「利休切腹」は現在、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスにて配信中。視聴料金は210円。

大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第24回ダイジェスト&第25回予告 NHK
大河ドラマ 江~姫たちの戦国~ 第24回「利休切腹」 NHKオンデマンド

ドラマをもっと楽しむためのコーナー [「江~姫たちの戦国」を2倍楽しむ]メニューへ

PR