韓国ドラマ「善徳女王」第8話:ユシン ソラボルへ、トンマン子役から大人に【ネタバレあらすじ・見どころ】

2011年07月04日09時43分ドラマ
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それぞれ別の人生を歩いていたトンマン、チョンミョン、ユシンの3人が、運命の糸に手繰り寄せられ巡り会い、第8話で遂に3人の運命の糸が1本に纏まる。いよいよ子役から大人の俳優へとバトンタッチだ!子役のチョンミョンとユシンが最後に大いに見せてくれるので、お楽しみに。予告動画はYouTubeにて公開している。

「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。

【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。



チュクパンとコドの前に現れたミシルは、ポジョンのところに案内するよう頼む。ミシルに気付いたチュクパンは、身の危険を感じ森に逃げ込むが、捕えられてしまう。ミシルの配下に捕まったチュクパンたちを助けるため、トンマンは、王様にヨレ寺の件で話したいことがあると申し立てる。ヨレ寺でポジョンを見たというトンマンの証言に焦るミシル。ポジョンが否定すると、トンマンは彼の指輪を見せ、ミシルに父ちゃんと兄ちゃんを返せと食ってかかる。

王に直訴する勇気、何の恩義もないチュクパンたちを助けようとする優しさと機転、これがトンマンなのだ。

トンマンのおかげでキム・ソヒョンとユシンを都に連れていけるようになったチョンミョン王女は、ユシンにトンマンを花郎(ファラン)にしてくれるよう頼む。花郎とはとは軍事的リーダーであり、祭祀(宗教的儀礼・儀式)や芸能的な分野も網羅した青年組織のこと。詳しくは「新羅王国」豆知識で解説。

ユシンと共にソラボル(都)に上がったトンマン、チュクパン、コド。しかしユシンたち龍華香徒は、ソラボルの正統花郎にピジェ(比才、腕比べ)を申し込まれて惨敗し、龍華香徒の旗を奪われる。ユシンと花郎は、旗の半分を取り戻すため修練に励む。
そんな中、トンマンはミシルに捕らわれてしまい、ヨレ寺に行った理由を問い詰められる。ムンノの居場所を尋ねるトンマンに、ミシルは龍華香徒がポジョンの花郎に勝ったら教えてやると約束する。さらに花郎が祀られたファサ堂で、砂漠で自分たちを襲った男チルスクの位牌を見つけたトンマンは、ここにいれば、母が死んだ理由と自分が何者かが分かるかもしれないという希望を持つのだった。こうしてトンマンはユシンの下で、花郎としてソラボルにとどまることにした。

第8話の見どころの一つが、チョンミョンがユシンに自分の花郎になってほしいと頼むシーン。チョンミョンの言葉の後に続くユシンの台詞が実にいい。…「王女様の花郎になります。お守りします。ですから二度と泣かないでください」と、これを子役のユシンが言うのだ。ミシルにやられっぱなしのチョンミョンの辛い心をおもんばかっての大人の言葉だ。宮廷はミシルが牛耳っており、頼みの王は何とも弱腰で…。そんな孤立無援のチョンミョンにとって、ユシンのこの一言がどんなに嬉しかったか。この後に続く子役のチョンミョンのセリフがまたいい!このセリフはぜひドラマを観てお確かめいただきたい。

そして、今回最大の見どころシーンは、少女トンマンからイ・ヨウォン演じる大人のトンマンに代わるシーンだ。このシーンは、イ・ヨウォン自身が一番好きだと言っていたシーン。さあ、これがどこで観られるかは、ドラマで確認しよう。これについては「善徳女王」を2倍楽しむの見どころ④で詳しく紹介しているので参考にどうぞ。

YouTube「善徳女王」予告動画

kandoratop【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】