龍華香徒、凱旋帰国!トンマンに暗殺の嫌疑?「善徳女王」第12話のあらすじと見どころ
ユシンたち龍華香徒(ヨンファヒャンド)だけが最後のおとりとなって残り、アルチョンたちは先に本軍に戻った…第12話の見どころは、誰もが全滅しただろうと思った龍華香徒がボロボロになって帰還する感動の場面だ。一方で、今回はある事件の犯人としてトンマンが捕えられてしまう。YouTubeにて「善徳女王予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)
「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。
使命を果たし、命からがら帰還した龍華香徒。戦での功労を認められた龍華香徒は、正式にソラボルの花郎(ファラン)に昇格となり、キム・ソヒョンも真骨(チンゴル)の身分を取り戻した。これに不満を持ったのがソルォン。ミシルに「ソヒョンを放っておくのか」と尋ねるが、ミシルはソヒョンが惜しくなったと答える。使うに足りる人物は何としても傍に置くというのが、ミシルの人材登用の極意。そんなミシルの態度に不満のソルォンの姿を見た息子ポジョンは、戦勝祝いの夜、キム・ソヒョンの暗殺を企てる。
その頃、宴の席に忍び込んだチョンミョンはいつもの尼僧の装いで、秘密の場所にトンマンを呼び出し、生還を喜び合う。
一方、ポジョンのソヒョン暗殺計画を知ったミシルは、急いで計画を止めるよう命じる。暗殺にしくじった梨花征徒(イファジョンド)の郎徒(ナンド)ファジョンは、トンマンとチョンミョンのいる秘密の場所に逃げ込み、トンマンを暗殺事件の犯人に仕立て上げる。犯人の濡れ衣を着せられたトンマンは捕まり拷問を受ける。トンマンの無実を信じるユシンは、一緒にいたという尼僧を連れてくると噂を流す。
ついにソルォンとミシルの尋問が行われる日、ユシンはある人物を連れてくる。果たしてトンマンの無実は証明されるのか?
今回、トンマンは一緒に旅をした尼僧が、チョンミョン王女だということを知ることになる。
さて、第11話と12話とで描かれたのは、新羅と百済の戦い。仕掛けてきたのは百済の武王の命を受けたクペ将軍だ。武王は百済30代王で、ドラマ「薯童謠(ソドンヨ)」のあのチャン王子のこと。こんなところで他のドラマと関連する人物が登場する。これこそが歴史ドラマの醍醐味!「薯童謠」に登場する不死身のテサッキルも花郎だったのを覚えておいでだろうか。
そういえば韓国MBCで25日から始まったドラマ「階伯(ケベック)」は、百済の将軍ケベックを主人公にしたドラマ。「善徳女王」と同じ時代が舞台で、ケベックはユシンの最大のライバル。「イ・サン」のイ・ソジンが主演している。そちらでは、この時代の新羅やユシンをどう描くのか気になるところである。
アクション(戦い)のシーンにも高い評価をもらった「善徳女王」だが、本作が他の歴史ドラマと徹底的に違うのは、そのリアルさにあるようだ。
これについては、見どころ④トンマン花郎時代[8話~16話あたり]で詳しく紹介しているので、そちらを参照されたい。
舞台を宮中に戻したドラマ第12話ラストから、いよいよチョンミョンがユシンやトンマンの力を借りて、ミシルへの反撃を開始する。
◇YouTube「善徳女王」予告動画
【作品詳細】【「善徳女王」を2倍楽しむ】