GyaO!、安土桃山時代の武将・大名が続々登場！「不滅の李舜臣」武官時代のあらすじと見どころ

武官を目指して都に戻ったイ・スンシンは、妹のように可愛がっていたミジンを失い喪失感を憶えるが、武官養成所の登龍亭の師範で、スンシンを弟子として育ててくれたパン・ジン師匠の娘ヨナのひたむきな愛を受け入れ結婚する。このヨナは、兄貴分のウォン・ギュンが愛した女性だが、彼女がスンシンを愛していることを知り、ギュンは身を引いたのだった。
スンシン33歳、1576年ついに部科に合格する！今回は、第26話～44話あたりまでの武官時代を紹介。武官時代では、スンシンの武官としての度量の大きさと同時に、人から誤解を受けるような行動をしがちな彼の人間性も描いている。

特集で紹介する内容は、あくまでもドラマを楽しむためものです。史実と異なる部分もあることをあらかじめご了解ください。また、ドラマを紹介する上で、不適切な表現も使うことがあります。ご理解のうえお楽しみください。

【武官時代】（第26話～44話あたり）
十数年の歳月が流れた。イム・チョンスはチョン・ムジクやホンらと、北方で女真族を相手に朝鮮人の奴隷売買を行っていた。一方、宣祖は即位当初の意志を忘れてしまい。リュ・ソンニョンの忠言に耳を貸さず、政事への関心を失っていた。その日々の生活ぶりは、のちに仁嬪となるキム貴人(ヤンファダン)のとりこになり、色に惚けた傲慢な王。このあたりの宣祖の体たらくぶりは、ドラマ「王の女」でも詳しく描かれている。
一方、スンシンは造山堡萬戸として北方に赴任する。ここでは、スンシンの武将としての度量の大きさが描かれると同時に、戦略が漏れることを防ぐためには、誤解を招いてしまうような行動にも出てしまう彼の人となりが描かれる。また、女真族の捕虜をめぐってギュンとの間にも亀裂が入るのもこのころだ。スンシンという男は、かわいそうなほど不器用な男なのかもしれない。結局スンシンは、イ・イルらの謀略により鹿屯島で女真族に大敗を喫し官職を剥奪されることになる。

しかし、朝鮮の民を守るという熱意を貫いたスンシンは、ついに雪辱を果たす。その頃、日本の全国統一を果たした豊臣秀吉は、朝鮮への野心を徐々に露わにするが、初期の聡明さを失って久しい国王・宣祖と政権闘争に明け暮れる朝廷は、その危機を顧みない。これを憂慮したリュ・ソンニョンは、南海岸防備の指揮官としてイ・スンシンを全羅左水使に任命する。

破格の人事に反発するギュンや意見の異なる左水営の武官たちと対立しながらも、スンシンは日本軍を撃退するために水軍の強化が絶対と、亀船を開発して日本軍の侵略に備えるのだった。

武官時代からは、徳川家康をはじめ、豊臣秀吉、脇坂安治、小西行長、島津義弘、加藤清正、藤堂高虎といった安土桃山時代の武将・大名が続々と登場してくる。こうした人物が韓国の歴史ではどう描かれるのかも興味がわくところである。

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■作品詳細
・話数： 全106話
・制作局： KBS
・放送年： 2004年
・原作：金薫（キム・フン）著、蓮池薫訳「孤将」（新潮社刊）
・演出：イ・ソンジュ、ハン・ジュンソ
・脚本：ユン・ソンジュ、パク・ヨンスクほか
・出演：キム・ミョンミン、チェ・ジョソン、イ・ジェリョン他

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