岡田将生が頼朝役でナレーション初挑戦、大河「平清盛」追加キャスト発表動画―NHK
案内役は岡田頼朝?2012年の大河ドラマ「平清盛」の第3次出演者発表が8日、行われた。その会見の模様がNHK・コレ見てMOVIEに配信されている。
今回公表されたキャストは、平家を滅亡に追いやることとなる源頼朝役の岡田将生と、その妻・北条政子役の杏、清盛の祖父で平家繁栄の最初の礎を築いた平正盛役の中村敦夫、清盛に仕えることになる海賊・兎丸役の加藤浩次、「平家にあらずんば人に非ず」と豪語した清盛のブレーン・平時忠役の森田剛、清盛の実の父でもある白河法皇役の伊東四朗、清盛の実母・舞子役の吹石一恵ら、バラエティに富んだ面々だ。
中でも岡田が演じる頼朝は、ドラマの冒頭で登場し、清盛が活躍する物語の語り部役を務めていくことになるという。平治の乱で源氏勢を滅亡寸前にまで追いやりながら、一人の少年を生かしたことで、それが一族の存亡を脅かすことになる松山ケンイチ演じる清盛の運命を、頼朝がどのような気持ちで語るのか。過去数ある源平絵巻ではなかった斬新な趣向は今から楽しみだ。
大河初出演にして大役に抜擢された岡田は「役を頂いて、オレでいいのかなと思いながら、わくわくしている自分に驚いています。若輩者がと思われるだろうが、自分が今できることは何かと考えながらやっていきたい」と抱負を語った。また、大河は「天地人」以来2度目の出演となる杏は「(政子は)絶対意志の強い女性だと思う。時代劇とはいえ、登場人物である政子にとってはこの場にいることは現代劇。政子にとっての今というのを大事にしながら演じたい」と、自他共に認める歴女ならではのコメントを寄せた。一方、大河は1971年の「春の坂道」以来実に41年ぶりとなるベテラン・中村敦夫は「明後日から小淵沢の稽古です。馬はずっと乗っていましたが、歳のせいか周りが気を遣ってくれているんで落馬しないようにがんばります」と語った。
大河ドラマ「平清盛」第3次出演者発表会見 NHK