「トンイ」第19話あらすじと見どころ:正妻と側室直接対決!全ての証拠は中殿へ…
これまで、南人派のオ・テソクや実兄ヒジェが卑怯な手を使っても、オクチョンは正々堂々と自身の信念を貫いてきたが、さすがにヒジェが大妃に毒を持った一件では、オクチョンも悠然と構えているわけにはいかなくなった。仕方なく彼女は悪女への一歩を踏み出してしまう。しかし第19話で、彼女はトンイに対して猛烈な嫉妬心を燃やし、いよいよ本格的な悪女の道を突き進むことになる。
(以下、NHKBSプレミアムにて2011年04月~2012年06月放送時に紹介したものです)
【「トンイ」を2倍楽しむ】で、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介している。
一方、トンイも自分を奴婢の身分から救い出してくれたオクチョンを守りたいが、ことが大妃毒殺未遂とあっては黙っていられないジレンマに苦しむ。オクチョンに恩義を感じながらも、敵対していくことになる。第19話は、トンイとオクチョンの関係が大きく変わっていく大切な転換期。「トンイ」19話は、8月14日(日)夜9時からNHKBプレミアムで放送、番組サイトには次回予告動画が公開されている。
捕らえられたホ医官は、明聖(ミョンソン)大妃の薬に毒になる材料を混ぜたのは中殿からの指示だったと証言した!その中殿からは、オクチョン(張禧嬪)の仕業と聞いていた粛宗(スクチョン)王は、二人の(c) 2010 MBC内のどちらかが黒幕だという状況に苦しみながらも、ソ・ヨンギ従事官に真相究明を命じる。誰とも会おうとせず苦しむ粛宗が、ただ一人会いたいと思ったのは外でもないトンイだった。トンイの前では王であることを忘れられる粛宗は、トンイに「宮廷で唯一信じられる友人としてずっとそばにいてほしい」と告げる。これまで、粛宗は辛いときにはいつもオクチョンを訪ねてきた。そんな粛宗を心配して自分の方から訪ねてきたオクチョンは、粛宗とトンイが楽しそうに語らっているので見て、悲しみとトンイへの憎しみを抱くのだった。これまで幾度となく兄のヒジェがトンイを処分しろといっても聞かなかったオクチョンが、初めてトンイに向けた憎しみの目をお見逃しなく。
トンイはソ従事官を訪ね中殿の無実を訴えるが、決め手となる証拠がない以上、形通りに捜査をするしかない。ソ従事官はホ医官の家宅捜査を始めた。そこで見つけた証拠の品々は、どれも中殿につながっていた。すべてはオクチョンの兄ヒジェが仕組んだ罠だ!何としても無実の中殿を助けたいトンイ。しかしこれ以上中殿を擁護するとトンイの身も危ない。トンイも罠にはめられると心配する監察女官ジョンイムに向けて言ったトンイの台詞がこれだ。「卑怯な自分を見るくらいなら、むしろ罠にハマることを選ぶ」…何と潔い言葉だろう。
自分を擁護する多くの者が捕えられていくのを目の当たりにした中殿は、オクチョンを呼出し、何故ここまでするのかと言葉を尽くして訴えるシーンがある。中殿の必死の訴えにも、全くひるまないオクチョン。勝負あった!正妻と側室の直接対決は、正妻惨敗に終わった…。
真実を握りつぶすことの出来ないトンイは決してあきらめない。そんなトンイを心配したチョンスは、彼女に宮廷から出るように言うが、大人しく言うことをきくトンイではない。仕方なく、トンイと一緒に捜査を続けるチョンス。二人は、証拠の換金証を発行した商団の書記を追っていたが、チョンスはソ従事官に捕まり、トンイも…。
◇NHKBSプレミアム「トンイ」番組サイト
【作品詳細】【「トンイ」を2倍楽しむ】