韓国映画賞を総なめにした映画「アジョシ」日本公開は9月!日本ヒットを動画ニュースが予想。
元祖韓流四天王のウォンビンがもう一度韓流熱風の主役に躍り出る!ウォンビンが主演した大ヒット映画「アジョシ(おじさん)」が、9月17日(土)ついに日本でロードショー公開する。韓国では爆発的な大ヒットとなった本作が、日本でも大ヒットになるか、韓国SBSが動画ニュースで紹介している。
「アジョシ」は、ナビコンでも何度も紹介した映画で、昨年2010年封切りした映画で、韓国で観客動員630万人を記録し、韓国アカデミー賞、大韓民国、青龍映画賞、百想芸術大賞など、韓国のほとんどの映画賞で各賞を総なめにし、最高の興行結果を残した大ヒット映画。主演は「秋の童話」でヒロインを優しく見守る“見守りナイト”を演じたウォンビン。2000年初め、ペ・ヨンジュン、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴンと一緒に韓流ブームをけん引した“元祖韓流四天王”と呼ばれたひとりだ。
「アジョシ」は、少女を守るため、犯罪組織の闇と戦う孤独な男が主人公の、人と人の絆を描く感動のストーリー。2010年韓国で公開されるや、女性たちの心をわしづかみにし、男性たちの情熱をかき立て、観客動員数630万人突破という一大ブームを巻き起こした。当時韓国では、「インセプション」や「アイアンマン2」などのハリウッド大作を押しのけて年間No.1ヒットの座を獲得したというからその人気の凄さが想像つくだろう。
ウォンビンが演じた男は、都会の片隅でひっそり質屋を営むテシク。過去のある事件が、彼の過去も未来もすべた奪った。隣に住む少女ソミも孤独な少女だった。クラブダンサーの彼女の母は、彼女の育児を放棄し、自分の快楽に走っていた。ソミはテシクを“アジョシ(おじさん)”と呼び、たった一人の友だちとして慕っていた。
ところが、麻薬密売に巻き込まれた母親とソミは犯罪組織に誘拐される。ソミを救出するために組織を追うテシクは、その背後に隠された恐るべき真実を知ることになる。愛する者を二度と失いたくないテシクは、ソミを守るために組織の闇へと足を踏み入れるのだった…。
「秋の童話」の見守りナイト振りで、日本でも人気ブレイクしたウォンビンだが、最近では映画の方で活躍することが多かった。2009年には「マザー(母なる証明)」で知的障害を抱える難しい役どころをみごとに演じ、演技派としても高い評価を受けた。その演技力に加えはげしいアクションもあるということで、「アジョシ」に対する下馬評は高かった。2009年に韓国で開催された、ウォンビンとイ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、ソン・スンホンが一緒に開催した「韓流フォーカード」公演でも、ウォンビンは「アジョシ」について熱く語っている。 イベントレポはこちらで⇒レポート(中編)
SBS動画ニュースでは、ウォンビンがアクション俳優に完壁に変身して「アジョシ」熱風を起こした。その熱風が日本につながるだろうと予測している。
映画「アジョシ」の日本公開は9月17日。日本では100以上の映画館で封切られる。韓国ではアクション映画という点を強調した予告篇が作られたが、日本では日本の情緒に合わせて悪者から隣りの少女を助ける「隣家のおじさん」というコンセプトの予告篇が製作される予定と紹介している。日本公式映画サイトがオープンされているので、見比べてみよう。
さらに動画ニュースでは、ウォンビンが子役俳優のキム・セロンと早いうちに日本を訪問して、各種インタビューと試写会等映画の広報活動に参加する計画と紹介している。
ドラマ、K-POPに比べ、いまひとつ大ブームとまではいかない韓国映画。空前の韓ドラブームを作ったひとり、ウォンビンが「アジョシ」で韓国映画大ブームのきっかけを作るのか、来月の公開が待ち遠しい。
SBS「韓流スター ウォンビン、映画『アジョシ』で日本市場攻略」
「アジョシ」映画日本公式サイト