嫡男をとせがむ大姥局に江は、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第33回予告&前回ダイジェスト―NHK

2011年08月28日00時04分ドラマ

2人目の子を身ごもり大見得を切る江だが―、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第33回「徳川の嫁」の予告と第32回「江戸の鬼」の5分ダイジェスト動画が、NHKテレマップMOVIEに配信されている。

■第33回あらすじ
江(上野樹里)は徳川家と豊臣家の間に生じ始めた不穏な空気を気にしつつも、江戸での新しい生活を始めていた。そんな折、江は秀忠(向井理)との2人目の子供を身ごもる。「こたびこそなんとしても嫡男を」とうるさく迫る大姥局(加賀まりこ)に江は「そこまで言うなら男の子を産んでみせる」と啖呵を切るが…。

一方、上方では、家康(北大路欣也)が豊臣家に無断で次々にほかの大名家と婚姻を結ぼうとしていることを問題視した三成(萩原聖人)が伏見の徳川屋敷を訪れ抗議をするなど、両者の対立が深まっていた。五大老の一人、前田利家が二人の間に立ったことで均衡が保たれていた。

だがそんな折、利家が病でこの世を去る。かねてから三成に不満を持っていた福島正則(金山一彦)や加藤清正(横山一敏)ら武闘派の大名はこの期を待っていたとばかりに三成の屋敷を襲撃する。事前に危機を察した三成は自らの屋敷を逃れ、なんと家康邸に逃げ込んだのだった。


秀吉の死から関ヶ原の戦いへと続く一連の流れは過去の大河ドラマでも何度も描かれているが、今回はこれまでとひと味違う様子。前回放送分では、内密に事を運んだはずの秀忠の江戸下向を、江が淀に話してしまったり、それどころか秀忠自らが三成を呼び出して公言してしまっている。一通りの史実を知っているファンには違和感もあろうが、向井理演じる秀忠の表情にはその裏の計算も感じられる。はたして天下分け目の合戦はどのような流れに行き着くのか、今後1カ月ほどの放送は特に目が離せない。


なお、第32回「江戸の鬼」は現在、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は210円。

大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第32回ダイジェスト&第33回予告
大河ドラマ 江~姫たちの戦国~ 第32回「江戸の鬼」

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