いよいよ本格的な大人の俳優たちの登場！チャンを捜すためにソンファ姫が動き出すが、この姫こそは新羅の第27代王・真平の三女、つまりドラマ「善徳女王」のヒロイン・トンマンの妹だ。残念ながらトンマンの名前は出ないが、チョンミョン姫の名前が出るので、お楽しみに。（「善徳女王」につていはこちらで、2つのドラマの時代はドラマの年表（三国時代）で確認しておこう。）また、このあたりからチャンの非凡な才能が見え始めるのでお楽しみに。
この後のあらすじでも何度も繰り返される“格物”という言葉だが、「現在でいうところの天文学・科学・数学・工学などあらゆる知識」と理解していただきたい。詳しくは、「新羅王国」豆知識で詳しく説明している。

かつてチャンが作った歌（薯童謠-ソドンヨ）を広めたのはソンファ姫だった。ソンファはこの歌を広めることでソドン（チャン）が現れると思ったのだ。新羅の真平王は、ソンファのおてんばぶりにお手上げで、一時ポリャン法師に預ける。一方、チャンは、ソンファ姫との思い出の場所で自分宛の手紙を見つける。
その頃、優秀な技術士サッテキルは、新羅の貴族サフムと密会。実はサッテキルは新羅の花郎（ファラン）で、サフムの息子だった。スパイとしてこの天の峠（ハヌルチェ）に潜入していたのだ。そして何と彼の初恋相手もまたソンファだった。モンナスは、倭国で生きていた阿佐太子から特殊な剣を作るよう頼まれ、チャンは刀作りに奮闘し、ついに折れない剣を作り上げる。（第6話）

チャンが運ぶことになった刀は、なぜか阿佐太子ではなく敵プヨソンの手元へ渡ってしまう。無実の罪に問われたチャンは再び天の峠を追い出される。その頃ソドン（チャン）を探し回るソンファ姫は、山の中で倒れ、サッテキルに救われる。姫に気付いたサッテキルは、あえて自分の名を告げずに立ち去る。チャンはどこからか聞こえて来た薯童謡につられ、偶然ソンファ姫と再会し、2人は昔のように楽しく過ごす。笑顔を取り戻したチャンは、ソンファ姫の護衛武士に任命され、格物や百済を捨てて生きることを決意する。
一方、プヨソンは阿佐太子の殺害を企んでいた。（第7話）

ソンファ姫は、チャンを連れて地方に旅に出るが、飢饉と重税に苦しむ村で人質になってしまう。チャンは、太学舎で培った知恵で村人をなだめ、ソンファ姫と村人を救う。しかし格物と百済を捨て切れないチャンは、思い直して天の峠に戻る。チャンはモンナスに、自分なりの方法で格物を極めることを宣言する。そして木に年輪があることに気付いたチャンは、研究を始める。
そんな中、モンナスは、百済の威徳王の側近ワングから、王の病状が悪化したから治療法を考えるよう、ひそかに依頼される。（第8話）

モンナスの部屋から威徳王の病状日誌が紛失し、天の峠は大騒ぎになる。ところがひょんなことからチャンがその日誌を手にし、誰の病気とも知らず、湿気で病気になったということを特定し、治療法としてオンドルを発明する。モンナスはその的確さとひらめきに、ついにチャンに格物士の資質を認める。ある日、チャンが山中で怪しい人物を捕らえると、倭国から生還した阿佐太子だった。チャンは、王のためにオンドルを設置すべく、阿佐太子とともに十数年ぶりに百済へ向かう。プヨソンは阿佐太子が帰ってきたことを知り、刺客を放って太子の殺害を目論む。（第9話）

百済への帰途、プヨソンの襲撃を受けた阿佐太子とチャンは、格闘中に2人の五色夜明珠が入れ替わってしまう。この五色夜明珠こそは王子の印の品。無事、宮に生還した阿佐太子は、"四"と刻まれた五色夜明珠に気付き、威徳王の口から弟の存在を知らされる。チャンは、オンドルを設置する。太子はチャンを傍に置こうとするが、チャンは断る。
一方、サフムは息子のサテッキルとソンファ姫の婚姻を急ぐが、サテッキルはソンファの心にはすでに想い人がいることを知り悩むのだった。
やっと天の峠に戻ったチャンは、技術士に昇格するが、途中、新羅の農村で病人のためにオンドルを作った事を、モンナスから、百済の技術を流出したと叱責される。ソンファ姫はチャンとの再会に感激、2人は愛を確かめ合う。（第10話）

チャンとソンファは愛を確かめ合い、ここからサテッキルの哀しい恋が始まる。

ドラマ「ソドンヨ」は、GyaO!にて、2011年8月22日（月）～2011年11月10日（木）、月～金曜の毎日1話ずつ無料で更新する。

ナビコンではドラマをもっと楽しんでもらうために、【「ソドンヨ-薯童謠」を2倍楽しむ】コーナーで、あらすじや見どころ、ドラマに役立つ年表などを使って詳しく紹介するのでお楽しみに。

■作品紹介
・放送：SBS
・話数：全55話
・監督：イ・ビョンフン 脚本：キム・ヨンヒョン
・出演：チョ・ヒョンジェ、イ・ボヨン、リュ・ジン、チョン・ソンギョン、イ・チャンフン

GyaO！「ソドンヨ」

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