GyaO!、ユン監督珠玉の四季シリーズ、最終章「春のワルツ」無料配信開始!解説でシリーズを極める
今の韓ドラブームの生みの親、ユン・ソクホ監督-韓ドラを極めるにはユン監督の四季シリーズは、避けては通れない名作シリーズ!Gyao!が「秋の童話」「冬のソナタ」「夏の香り」に続くシリーズの締めくくりとして制作された「春のワルツ」の無料配信を開始した。
「春のワルツ」は、この世にたった一人の肉親から何度も捨てられる悲しみを背負った少年スホと、スホ親子に裏切られ母まで亡くしてしまった病弱な少女ウニョンが、心に傷を抱えたまま15年の月日を経てめぐりあい、反発しながらもやがて愛し合う純愛物語。
過去を封印したスホは、チェハという名前の天才ピアニストとして偽の人生を歩いてきた。一方病弱のウニョンは手術によって健康な体になり溌剌と人生を生きてきた。決して思い出してはいけない人にめぐり合い、許されるはずのない罪が、少しずつ、まるで春のような温かさでゆっくりと癒されていく。
ユン監督の作品は主人公も、映像も、音楽も全てが美しいということで定評のある監督。主人公を演じたのは、モデル出身のソ・ドヨン。180㎝を超えるモデル仕込みのスタイルはさすが!あの長い手足はとても同じ東洋人とは思えない格好良さ。彼の一番の理解者で恋のライバルとなるフィリップを演じたのは、映画「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」などハリウッドでも活躍するダニエル・ヘニー。「私の名前はキム・サムスン」で、日本でも人気のイケメン俳優。
そして、ヒロインのウニョンを「華麗なる遺産」のハン・ヒョジュが演じ、ライバルのイナを「天使の誘惑」のイ・ソヨンが演じる。二人は、現在NHKで放送中の歴史ドラマ「トンイ」でもライバルとして共演している。
主人公たちの幼少期は韓国の名勝を、4人の出会いは音楽の都オーストリア・ウィーンの素晴らしい風景をドラマの中でたっぷり見られるのも本作の魅力の一つだ。特に、第2話でピグム(飛禽)島にあるハートの型の美しい湾は、ユン監督が視聴者に贈る最高のプレゼントシーン。ドラマを象徴するキーとなる場面なのでお見逃しなく。
また、毎回美しい音楽でも定評のあるユン監督作品。「春のワルツ」では、主題歌の「FLOWER」を2パターンの歌詞で用意している。チェハの心を「Flower-M」で、ウニョンの心を「Flower-F」であらわしている。それぞれの訳詩は、[韓ドラここが知りたい-四季シリーズ]の「9.「春のワルツ」編音楽(OST)」に、掲載しているのでチェックされたい。
単独作品として観るのはもちろんだが、四季シリーズの“まとめ”といった位置づけの1作。最終話では、シリーズ他の作品の音楽や台詞も使われ、ユン監督ファンには宝探しのドラマ。最後の影絵のキスシーンなど、冬ソナそのもの。茶目っ気たっぷりのユン監督が、シリーズの締めくくりとして描いた「春のワルツ」をお見逃しなく。
[韓ドラここが知りたい-四季シリーズ]コーナーでは、春のワルツだけでなく、シリーズ全てのドラマの魅力を詳しく紹介している。
「春のワルツ」は、11月13日まで毎週月曜日2話ずつ無料配信する。
GyaO!「春のワルツ」無料視聴ページ
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