「K-POP カバーダンス」日本予選大会、生殺与奪の権はKARAにあり?レポとダイジェスト案内(前半)

2011年09月12日16時00分音楽
イベントの写真は準備中!

9月11日、東京・新木場のスタジオコーストにて、K-POPの人気ガールズグループKARAを特別審査員に迎え、「K-POP Cover Dance Festival」世界大会の日本最終予選が大興奮の中開催された!この模様は、当日、GyaO!にてライブ中継され、ダイジェスト映像が9月20日(火)に配信される。イベントの詳しい内容については、7日のナビコンの記事で紹介している。

当日は、2000人のK-POPファンが見守る中、応募総数193組の中から勝ち抜いた16組が、K-POPアイドルになりきり、アツいパフォーマンスを披露した。
審査員は、8名。(審査員のご紹介は、レポート後半で)
MCは、NHK教育テレビのハングル講座のメイン司会も務めた、韓国の人気コメディアンのキム・ヒョンギと、日本のバラエティ番組でも活躍する女性コメディアンのヘリョン。そして、特別審査委員としてKARAのパク・ギュリ、ハン・スンヨン、ニコル、ク・ハラ、カン・ジヨンの5人が参加した。今回の最終予選では、KARAの5人が揃って合格の“○“ボードをあげないと勝ち残れない。つまり、16組の“生殺与奪”の権はKARAにあるという。そしてみごと5人からのお墨付きをもらった勝者の中から、審査員とKARAとの協議の結果、2組が、2011年10月3日に韓国・慶州市内で開催される本選大会に招待される。
では、今回もナビコンスタッフが取材したので、会場の熱気やKARAの様子を詳しくレポートしよう。

まずは、MCのキム・ヒョンギ(以下、ヒョンギ)とヘリョンがオープニングトークで、会場の雰囲気を盛り上げる。二人のトークは、半分以上が韓国語でのトーク。ヒョンギが途中通訳を試みようとするも、ヘリョンのマシンガントークは止まらない。でも、K-POPファンは、そんなことにはこだわらない!全ては感性、フィーリング!

オープニングトークの次は、「カバーダンスフェスティバル」オフィシャルサポーターのKNSD(4C×BBB☆)によるオープニングステージ。彼女たちのセクシー&パワフルな歌とダンスパフォーマンスに、観客たちは大興奮!(彼女たちの練習風景が、イベント公式サイトに公開されているので、気になる方はチェックをどうぞ)

KPOP中央の特別審査員席=KARA席に注目!さて、今回観客たちはいわゆる“立ち見〝。その客席のど真ん中の異様なスペースがどうも気にかかっていた。観客たちもKNSD(4C×BBB☆)がパフォーマンスしたとき以外では、舞台でなくこのスペースばかりを気にしている。その理由がこの後わかる。
キム・ヒョンギの「特別審査員・KARA!!」のコールに、観客たちは一斉にあのスペースに詰め寄る。どうやらこのスペースは特別審査員席でKARAの5人が座る席だったようだ。(全員舞台に向かっているので、2階の記者席からは後ろ姿しか見えないが、後ろ姿も可愛い。舞台に向かって左から、ハラ、スヨン、ギュリ、ニコル、ジヨンの順に着席) 舞台ではなく、KARA席に見いる観客をよそに、いよいよ決戦の火ぶたが切って落とされた!
以下、(○○○:△△△)は、カバーアーティスト及び曲名。

■1組目:NEST KIDS
(KARA:Mister)
さすがに最終予選が始まると、観客の目は舞台へ。トップを飾るのは、9才~14才の可愛い少女たち。エントリーは18人だったが2人が風邪でダウンし16人で登場。ノリノリでKARAをカバー。
ギュリの、「幼い子供たちが緊張もせずに堂々とダンスしているのに驚いた」という感嘆の声を受けて、○ボード5枚が上がった。

■2組目:RONI GIRLS
(少女時代:Gee)
色とりどりのTシャツも可愛い、10才~12才の9人の少女たち。元気いっぱいでフォーメーションもスムーズ。しかしスヨンの「上手だけれど、メンバー間に実力のばらつきがみられた」という、厳しい評価に○ボードは4枚にとどまった。

■3組目:AQUA TAIL
KARA:JUMPING)
今度も可愛い少女たちの登場。9才~11才、5人のチームながら、エナメル調のヒールの高いロングブーツをピカピカ光らせみごとなパフォーマンス。ニコルとのダンス対決も披露したが、今度もスヨンの「実力のばらつき」との指摘などで○ボードは3枚

■4組目:KOTRIP
(2NE1:I am the best)
今度は10才の可愛い少女一人での参戦!柔軟な肢体を生かした抜群のダンスセンスで会場を沸かした。披露した「내가 재일 잘나가(ネガ チェイル チャラガ)=私が一番」にあわせて、ギュリ、スヨンとドヤ顔対決。みごと○ボード5枚が上がった。

■5組目:PRETTY COLORS
(KARA:LUPIN/GOGO SUMMER)
中学生ら5人の少女。黒のジャケットを途中で脱ぎ棄てるパフォーマンスが目をひいたが、ギュリの「衣装のアイデアなどは素敵だったが、5人の息がもう少し揃えば…」という評で○ボードは2枚

■6組目:F.PSALM
(BEAST:Mystery/BAD GIRL他)
ここからは大人の参加者が続く!BEASTのナンバーから3曲を、はじめは3人で、途中から一人増えて4人の女性でカバー。下馬評では高い評価を貰っていたチームだけに、メンバー同士の息もぴったりと高評価。しかし、ジヨンの「男性ダンスをこなすのは、少し難しかったかも…」という声もあり、結果は○ボード1枚。意外な判定に会場からブーイングも…。

■7組目:亘哲兵
(パク・ヒョンビン:シャバン・シャバン)
今大会で最も異彩を放ったのが、この人物。はっきり言ってアジョシ=オジサンだ。若々しいK-POPの中で、何と韓国の演歌=トロットで参戦!帽子もジャケットもピカピカで、最高の帽子パフォーマンスやヘリョンとのデュエットまで披露。ジヨン、ニコルが特にノリノリだったか、結果は「ちょっと怖い」との評価でニコル票が入らず、○ボードは4枚。ウォンビンの「アジョシ」のようにはいかなかったようだ。

■8組目:FAIRY MIMICS
(オレンジキャラメル :魔法少女)
大きなリボンと白雪姫のような衣装の可愛いパフォーマンスに会場からは大歓声。ギュリの「歌手の特徴を一番うまく表現している」という評価を受け、最後の最後にニコルの票も入り、○ボード5枚をゲット。

■9組目:汐留少女時代
(少女時代:Gee)
今度は、ヒゲ男性や43才男性も含めた男性4人と女性5人のなにやら怪しい「少女時代」の登場。観客やKARAも大笑いするが、パフォーマンスの方はなかなかの実力。男性たちが“ハラ”に大アピールするも、ギュリ票が入らず○ボード4枚留!

■10組目:MINAME
(T-ARA:Roly-Poly)
なんと子持ち主婦(オンマ)2人を含んだ女性チーム。韓国で80年代に流行ったというファッションを手作りしてPOPに参戦。しかし今度もニコルの票が取り込めず、○ボード4枚に沈んだ。

■11組目:BURN
(KARA:GOGO SUMMER)
女子高生2年の5人組は、衣装からパラパラダンスまで完璧にこなし“なりきりKARA”で見事に会場の空気をつかんだ。ジヨンの「(全てよかったが)表情が緊張していたいのが残念」という評を受けながらも、みごとに○ボード5枚

■12組目:東京時代
(少女時代、KARA他:メドレー)
黒のスパッツのセクシーな衣装で、少女時代とKARAの曲をメドレーで披露したのは、メンバーの半分が韓国人男性と付き合った経験があるという6人組の女性チーム。スヨンの「たくさんの曲があってよかった分、個々の振り付けが少し弱くなった印象があった」という評で、○ボード3枚

■13組目:MITSURU326
(東方神起:呪文-mirotic-)
5人が“東方神起”になりきったが、何とそのうちの3人は女性!さすがKARAのメンバー、みごとに女性を言い当てたが、○ボード3枚と伸び悩んだ。

■14組目:2NE2
(2NE1:NOLZA)
双子がいる4人組の女性チーム。スヨンの「これまでの出演者の中で最もステージを広く使った」という高評価を貰ったが、1票届かず○ボード4枚

■15組目:UMAIBOW
(RAINBOW:A)
次は、“RAINBOW”を超えるダンスが目標の7人の女性チーム。シャツを持ちあげるあの“ヘソダンス”をセクシーに決め、ギュリから「フォーメーションダンスが素晴らしくとてもよかった」との賞賛の声を貰う。○ボード5枚が高々とあがった。

■16組目:BTICK
(SHINee:Ring Ding Dong/LUCIFER)
ラストを飾ったのは、今大会初めての男性だけのチーム。5人全員の呼吸もぴったりで、完成されたステージを魅せてくれた。途中メンバー二人が接触するも、さりげないフォローでクリアー。これには、ギュリも「このままデビューしてもいいくらい」と絶賛!もちろん、余裕の○ボード5枚だ。

以上16組のパフォーマンスがすべて終了し、後は審査の結果発表!その前に、お待ちかねKARAのステージとなる。5人が退場するや、観客は、今度は一斉に舞台の方へ詰め寄る。

  レポート後半はこちらから>>
  その他、韓流ドラマ、エンタメ情報、イベントレポートはこちら
kandoratop   [イベント・取材レポート]に戻る

★レポートのご紹介は大歓迎ですが、記事本文及び写真の転載はおやめ下さい。

GyaO!「2周年感謝祭」特設サイト
「K-POP Cover Dance Festival」オフィシャルサイト

PR