GyaO!、朝鮮王朝のタブーに挑戦した宦官を描いた朝鮮王朝絵巻「王と私」を無料配信中!
朝鮮王朝時代に実在した三大悪女、彼女らを描いたドラマの悲劇はすべてここから始まった…「王と私」は、韓国ドラマのタブーに挑戦した、去勢して宮中に仕えた男の役人“宦官”の物語。この作品をGyaO!が、9月12日(月)~2011年12月13日(火)の月~金曜に毎日1話ずつ更新し、無料配信している。
三大悪女を描いたドラマ「女人天下」や「張禧嬪(チャン・ヒビン)」、「チャングムの誓い」、「イ・サン」、「トンイ」など、朝鮮王朝絵巻で、必ずと言っていいほど“内侍”が登場する。内侍として使えることができるのは、朝鮮王朝では去勢した宦官に限られ、彼らは、いつも王に寄り添い、権力争いの裏で犠牲になってきた。しかし彼らにスポットを当てた歴史ドラマはこれまでなかった。「王と私」は、初めて宦官をクローズアップし、朝鮮王朝の究極の愛を描いたドラマなのだ。
舞台は15世紀、ドラマの年表を見てみよう。朝鮮時代の中期、主人公はキム・チョソン。実在の人物で、愛する人を守るため自らの手で去勢し、宦官になった人物だ。彼が命を賭してまで守りたかった女性は、ユン・ソファ。チョソンは、両班のソファとは身分違いながらも幼馴染として二人は親しくしていた。
そんなソファにはもう一人心惹かれる人物がいた。その人物こそは、後の9代国王の成宗で、ソファが嫁いだ相手だ。そこでチョソンは、叶わぬ恋なら“宦官”となってソファを生涯守ろうとした。朝鮮王朝究極の愛を描いたこのドラマに主演したのは、今もっとも輝いている若手俳優3人。チョソンを演じたのは、ミュージカル界のスターオ・マンソク。ソファ姫は韓国版「花より男子」のク・ヘソン、ソンジョン王はコン・ジュウォンが扮した。他にも、「朱蒙」のチョン・グァンリョル、「チャングムの誓い」のハン尚宮役のヤン・ミギョン、「女人天下」ムンジョン王妃のチョン・インファら実力派ベテラン俳優が脇を固め、演出は「龍の涙」「女人天下」「王の女」の大ベテランのキム・ジェヒョンとソン・ジェソン、脚本は「女人天下」のユ・ドンユンが担当。
ところで、ドラマ「チャングム」の第1話で毒薬で死刑になる女人が登場するが、その女人こそ、本作のヒロイン・ソファ姫なのだ。そして、ソファと成宗王の間に誕生したのが、朝鮮のネロとも呼ばれた稀代の暴君、ヨンサングン(燕山君)だ。(ナビコンの特集ページの表「朝鮮王朝系図」を参照)
朝鮮王朝の悲劇は、このヨンサングンから始まったとも言われている。彼が暴君となったのは、母であるソファが原因であるとも言われている。
「女人天下」も「張禧嬪」も映画「王の男」も「チャングムの誓い」も、すべての悲劇はここから始まったのだ。
「王と私」は、9月12日(月)~2011年12月13日(火)の月~金曜に毎日1話ずつ更新し、無料配信する。
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