遅参の秀忠に厳しく当たる家康、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第36回予告&前回ダイジェスト―NHK

2011年09月17日20時10分ドラマ

遅参を悔いる秀忠、斬首を言い渡される三成―、大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第36回「男の覚悟」の予告と第35回「幻の関ヶ原」の5分ダイジェスト動画が、NHKテレマップMOVIEに配信されている。

■第36回あらすじ
秀忠(向井理)率いる徳川本隊未着のまま火蓋が切られた関ヶ原の合戦は、西軍側から多数の裏切りが出たことなどから、家康(北大路欣也)率いる東軍の大勝利に終わり、敗れた三成(萩原聖人)は逃亡する。

家康ら東軍は大坂方の出方に備え、高次(斎藤工)が籠城した大津へ移動。そこにようやく秀忠軍が追いつくが、家康は遅参した秀忠に会おうとしない。そこへ三成捕縛の報が伝わる。

一方、秀忠が関ヶ原の合戦に遅れたことを知った江(上野樹里)は気をもむ中、またも身ごもったことに気付く。

囚われの身となった三成は家康ら東軍諸侯の前に引き出され、斬首を言い渡される。一方その頃大坂城では、家康に同行して東軍にいた大野治長(武田真治)が、淀(宮沢りえ)に関ヶ原の合戦の経緯を報告するが…。


関ヶ原の合戦がメインの前回といいながら、スペクタクルなシーンを期待したファンにはちょっと肩すかしを食われた感もあろう。ドラマのメインキャストである江も秀忠もその場に立ち会った史実はないわけで、そこは仕方のないところ。だが、秀忠遅参の経緯や、江の姉・初が大きく係わる大津城籠城戦など、天下分け目の戦場は関ヶ原一箇所ではなかった事実がよく表されていたのは意義深いといえよう。本多正信を演じる草刈正雄に「敵は真田幸村」といわせる下りは、往年のNHK時代劇「真田太平記」のファンには嬉しいサービスだった。

そして天下分け目の次は、家康の天下取りへの策謀が始まる。それを迎え撃つことになるのは大坂城にいる江の姉・淀。その前哨戦が早くも始まる。


なお、第35回「幻の関ヶ原」は現在、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は210円。

大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第35回ダイジェスト&第36回予告
大河ドラマ 江~姫たちの戦国~ 第35回「幻の関ヶ原」

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