ヘリム、民友党議員時代！「レディプレジデント～大物」初当選から議員辞職までのあらすじと見どころ-DATV
裏で糸を引いているチョ・ベホの妨害や、キム・ヒョンガプ候補によるソ・ヘリムとハ・ドヤ検事の不倫疑惑スキャンダルなど、ヘリムの初めての選挙戦は大苦戦を強いられたものの、ヘリムがわずか11票差で対立候補に勝利し、国会議員初当選となった。いよいよ国会議員としての第一歩を始めるヘリムだが、ここから大統領になるまで、自分の意のままにできない議員の辛さを嫌というほど知らされることになる。さらに、ヘリムの政界入りで、チョ・ベホとカン・テサンとの確執もますます大きくなり、二人はヘリムを自分の陣営に組み入れて利用しようとする。一方、熱血刑事ドヤの身にも危険がひたひたと迫りくる。「レディプレジデント～大物」は、DATVで、韓国SBSでも放送されなかったシーンを含むノーカット完全版で、毎週木曜日夜11時から2話ずつ放送。
ここで紹介している話数は、韓国で放送された24話にあわせています。DATVで放送の30話とは異なることがありますので、以下の見出しを参考にしてください。また、以下のあらすじ紹介では、ネタばれもあります。もちろん、読んでから視聴しても楽しめるよう配慮していますが、気になる方は、ドラマ視聴後、または、2度目の視聴の前にお読みください。
■民友党時代（第7-13話/DATV8-15話あたり）
ハ・ドヤはチョ・ベホの不正を明かす鍵が、ヘリテージギャラリーで行われている絵画取引にあると睨み、チャン・セジンを訪ねて有力な情報を得る。補欠選挙勝者の祝宴場に現れたドヤは、チョ・ペホに被疑者召喚状を渡す。
11票差で起死回生し国会議員に当選したソ・ヘリムは、夫ミングと撮った家族写真を見ながら、何と誓ったかお聴き逃しのないように。ところが、登院したヘリムはオ・ジェボン議員から上司や党指導部の命令に無条件に従うようにと言われる。納得できないヘリムは「おかしい」と抗議し叱られる。カン・テサンと共にサンホグループのキム会長に会ったヘリムは、親環境的開発事業をしてほしいと要請する。
民友党が市民団体や野党の反対を押し切って、国家財政法修正案を力で可決しようとしていると知り、疑問を抱いたヘリムは唯一反対票を投じる。さらに、民友党代表としてテレビ討論会にも、ヘリムが登場し、政界に苦言を呈する。ところが、これがネット市民らの声援でホームページがダウンするほど勢いづく。オ・ジェボン議員は、初当選議員が党命を断ったとして当期委員会を開き、ヘリムの懲戒を主張するが、テサンは彼女の高潔なイメージを党のために利用しようと提案する。チョ・ペホ代表は、テレビ討論で人気者となったヘリムに副報道担当者を引き受けてほしいと頼み、ヘリムはこれを受け副報道官を任されることになる。
チョ・ペホ代表は、与党が単独で処理した国家財政法案に対して大統領が拒否権を行使すると、正面対決の姿勢に出た。党のメッセンジャーである副報道官ヘリムは、不本意ながら、大統領への非難声明をするしかなかった。自分が党の操り人形のようになっていることにジレンマを感じたヘリムは、テサン議員に大統領と会わせてほしいと願い出て、非難声明はヘリム自身の意思ではなかったと大統領に謝罪する。悩むヘリムは、ドヤからも信念を貫けと励まされ、チョ・ペホ代表に副報道担当者職を退くと伝える。
その頃、ドヤはセジンからチョ・ベホを追い込む重要な資料を得る。セジンは愛人だった母と自分を捨てた父チョ・ベホを恨んでいたのだ。ドヤはこの資料を元に、ベホをナムソン（南宋）へと召喚する。しかし、ここでテサンはセジンに偽証させ、チョ・ベホを窮地から救い貸しを作る。あと一歩のところで、チョ・ベホを検挙できなかったドヤは落ち込む。ヘリムに慰めてもらい一からやり直すと誓うドヤの年下彼の魅力をお見逃しなく。
干拓地開発が進む地元ナムソンを訪れたヘリムは、住民の訴えで、開発事業に関連してサンホグループに不正があると感じる。ドヤはチョ・ベホを訪ね「次は確実な証拠を示して逮捕する」と宣言し、自分を刺した犯人を追って、オ・ジェボン議員が関わっていたことを突き止める。ヘリムは南海島（ナメド）干拓地開発事業が、サンホグループと南海島間に随意契約が交わされていたことを疑い、国会で証人申請を要求する。しかし議員たちはもちろんこれに賛成しない。見事に失敗に終わったヘリムをテサンが励ます。帰りにヘリムがよろけた拍子にテサンの胸に寄り掛かったところを見たドヤは、それを誤解し、へリムに食ってかかる。その決めつけた物言いに腹を立てたヘリムが何をするかお見逃しなく。
ヘリムは干拓地開発が進めば住民たちが土地を失い、その陰で土地の所有者が莫大な利益を得ることを知る。その頃、チョ・ペホの隠された娘はセジンであるという事実がデマに飛び交う。そこでチョ・ペホは、セジンを静かなところに呼び出し、アメリカ行きのチケットを渡す。これでセジンの心は決まった。母を捨て、今また自分をアメリカに厄介払いしようとするチョ・ベホに激怒したセジンは、テサンに彼を潰すよう迫る。秘かにチョ・ベホを追い落とそうとしていたテサンは「必ず倒す」と約束する。 しかし、ドヤはオ・ジェボンが仕掛けた罠にはまり、収賄と買春容疑で捕まって検事を追われるはめになる。免職になったドヤが、検察庁のロビーで悔し涙を流すシーンは必見。
その頃、南海道（ナメド）の干拓地開発に絡む疑惑追及を訴えるヘリムは、同時に議員辞職を発表するがテサンに引きとめられる。しかし意志は固い。そんなヘリムの辞意を撤回させたのは、その後出向いた建設局長の態度だった。
いよいよチョ・ベホのテサン潰しが始まる。次の選挙でナムソン・ヘソンの公認候補として出馬しないかと、ヘリムに打診する。チョ・ベホの打診に対し、ヘリムはその前に「住民に土地を返してください」と毅然と言い渡す。結局これを条件に、ヘリムは推薦を受けることになる。しかし、これこそベホのテサン降ろしの策略だった。果たしてベホの策略とは？この結果、ベホとの溝が決定的となったテサンは離党を決め、ヘリムにも一緒に離党しようと持ちかける。そして、キム会長に新党設立のための資金を無心するが反対され、逆にチョ・ベホの言うことを受け入れるように言われてしまう。
免職になった息子の復職のために、チョ・ベホの元に日参するドヤ。そんな父の姿を見てやりきれないドヤ。傷ついたドヤとテサンは、それぞれヘリムとセジンに癒される。
息子のドヤを思うボンドの気持ちを気の毒に思ったセジンは、彼を助けるために、ベホと取引できる証拠の絵の半分を渡してやる。しかし、これが原因で、ボンドは事故で一命を落としてしまう。悲しい父の最期をお見逃しなく。悲しみに暮れるドヤは、事故が仕組まれたものだと睨み、犯人を挙げると誓い、大統領に検事への復職を願い出る。大統領は、平常心を無くしたドヤを落ち着かせるため、「父ボンドと同じコムタンの味が再現できれば、復職させる」と約束する。こうして、ドヤはコムタン作りを始める。ドヤのコムタン修行もお見逃しなく。
一方ヘリムは離党し、無所属で次の選挙に臨むことを決意する。この時、ヘリムの胸には、ベホと再び手を結んだテサンに強い不信感が生まれる。
■見どころ
今回も見どころ満載だが、まずは、ヘリムのお勧め演説から紹介しよう。今回は、テレビ討論会の“国民の皆さんが鞭になって…”という演説と、干拓地調印式を終えた後の議員辞職の演説をお勧め。特に筆者のイチ押しは、不本意な議員辞職。住民を幸せにするために立候補した自分が、彼らを苦しませる結果を招いたという自責の念と、決してこのままでは終わらないという強い意志が現れる演説だ。
「干拓地の開発は、一体誰のための開発でしょうか。私は住民にとってより良い環境を求め出馬しましたが、その結果住民を追い出すことになるなんて…この疑惑について検察に捜査を依頼します！そして、住民に被害を与えた責任を取って議員を辞職します！」
この章では、ドヤを演じたクォン・サンウの演技力の素晴らしさにも改めて驚かされる。
まずは、やっとベホを検挙できると息巻いた後、「収賄疑惑を否定、検察を告訴する」というセジンの会見に、全てが水泡に帰した後、落ち込み、ヘリムの胸で泣きじゃくるドヤだ。ヘリムに身を預け、弱弱しくなくドヤに母性本能を持っていかれること必至。
お次は、罠にハメられ、辞職に追いやられたドヤが、検察にある「女神の天秤」の前で、号泣しながら検事憲章を絶唱するシーン。
そして、父ボンドの遺体の前での慟哭の演技。「アボジ（親父）、何やってんだよ。家へ帰ろうよ。家へ帰ろうってば…俺が復職するのを見るんだろ！だから一緒に帰ろう…アボジ！」これには、視聴者の涙腺決壊！大盤のタオルか、ティッシュボックスの用意を忘れずに。
もちろん泣きのシーンばかりではない。鍛え上げられた見事な肉体美で魅せる、多勢に無勢の一大アクション、ヘリムに頬をぶたれて“鳩豆”状態の表情。ヘリムの息子ドンハに向ける優しい笑顔…。とにかく登場シーン全部が見どころとなっているので、お見逃しなく。
また、ドヤに負けていないのが、カン・テサンを演じたチャ・インピョのカリスマ演技だ。ベホを失脚させるつもりが、してやられたカン・テサンの雨の中の絶叫、誰もいない新党結成式での一人会見。こちらもお見逃しなく。
DATVの番組ページでは予告動画と各話のあらすじが公開されている。公式サイトにはダイジェスト動画も公開されている。
「レディプレジデント～大物」公式サイト
DATV番組ページ（9月15日から毎木2話）
韓流αで放送したドラマのあらすじや見どころ、キャストの紹介はこちらから
→［韓流αのドラマ大集合］
[「ﾚﾃﾞｨﾌﾟﾚｼﾞﾃﾞﾝﾄ～大物」を2倍楽しむ]に戻る
■DVD（3枚組）情報
・全5巻 / 各巻6話収録 / 本編DISC3枚
・OPSD-S996～1000 / 各￥3,150(税込)
・発売日
Vol.1：8月5日(金)、Vol.2：8月19日(金)、Vol.3：9月2日 (金)
Vol.4：9月16日(金)、Vol.5：9月28日 (水)
・封入特典：
クォン・サンウ オリジナル生写真各巻1枚ずつ封入
ファン投票で選ばれた写真含む計5種類(予定)
・レンタルDVD（全15巻 / 各巻2話収録）
vol.1～5：9月2日(金) vol.6～10：10月5日(水) vol.11～15：11月2日(水)
■ブルーレイ（6枚組）情報
・全3BOX / 各BOX10話収録 / 本編DISC5枚 + 特典DISC1枚
・OPSB-S016～S018 / 各￥19,950(税込)
・発売日
BOX1：9月2日(金) BOX2：10月5日(水) BOX3：11月2日 (水)
※詳細はこちらで。
