大震災で中止になった、仕切り直し「トンイ公開会見」の一部始終をレポート②！ダイジェスと予告動画

2011年10月13日10時43分ドラマ

12日（水）、東京・新宿で開催された韓国歴史ドラマ「トンイ」公開記者会見レポート②！ここからは、記者＆招待されたNHKネットクラブ会員からの質問コーナーや、楽しいクイズトコーナー、写真撮影会と続く。レポート①はこちらから>>。
番組サイトには前2回のダイジェストと次回予告動画が公開されている。

以下、文中のカタカナは日本語のコメント。（赤字）はその場の雰囲気や記者の感想など。
※お詫び：今回の取材にはカメラマンの同行ができず、メモを取りながらの撮影だったため、ピンボケ、シャッターチャンス逃しなどお見苦しい写真で恐縮です。レポートはがんばりましたので、ご勘弁を。また、オフィシャル画像を入手次第差し替えます。ミアネヨm(__)m

■質問コーナー
まずは、記者からの質問。

Ｑ１：長い撮影で、夢に見るほどトンイに影響されたことは？
3月来日の時のヒョジュさん♪ハン（ハン･ヒョジュ）：史劇なので、ご覧の通り、キレイな韓服を着て髪を結って1年近くこの状態が続いたので、撮影がないときに、髪をおろして普段着を着ていると誰も気づいてくれないんです。それで、あいさつするときは、髪を後ろにまとめて“トンイ役のハン･ヒョジュです”と挨拶しました。（自分で手を頭の後ろに持って…3月のイベントの時の写真をつけるので、比べてくてみてね♪）
ぺ（ペ・スビン）：長い撮影期間だったので、瓦の屋根でないと落ち着かなくて、塀を見るたびに乗り越えたくなりました。（これには会場大ウケ！）

Ｑ２：演じた役で共感したところ、自分とは違うと思ったところは？
ぺ：「トンイ」に出演して学んだことがあります。それは、人を大切にして人を守るということは本当に素晴らしいことだと、ただ、ドラマでも現実にそれをするというのはとても大変だということを感じました。ですから私も大切なのは人を守ることと、これから努力しようと思うようになりました。
ハン：私は、トンイというキャラクタを演じて、少し疑問に思いました。それは、こんなに明るく健康で健全で正しい考えを持つ女性が果たしているのだろうか？ということでした。でも、撮影が終わって、やはり、こうした人が一人でもいてくれたらいいなと感じました。それほどトンイという女性は素敵でした。私はまだまだとてもトンイの域には至りませんが、こういう方向、正しい方向に進みたいと思いました。

Ｑ３：3月の地震がご自身にどんな影響を与えたか？被災地で「トンイ」を視聴されている方に一言をお願いします。
皆さんにエールハン：初めての経験だったので本当に驚きました。その時の気持ちはどんな言葉を持ってきても言い尽くせません。あの日に、イベントで私に会いに来て下さった時にあのような震災が起きて…会えるはずの方々に会えなかったのが残念でした。あの瞬間の気持ちについては何も言えないまま、韓国に帰りましたが、やはり今も何と言っていいのか分からないくらい胸が痛みます。そのような経験をした後、毎日の時間を大切に過ごさなくてはと感じました。おそらく今も被害を受けた方々は、辛い状況にいらっしゃるかと思いますが、どうぞ元気を出してください。私もお祈りしています。（とぎれとぎれに話す彼女の言葉に、当日の震災の大きさを感じる。それでも言葉を選びながら話す彼女に、被災された方々への深い配慮が感じられた）
トンイ心配しましたぺ：あの時、私は韓国にいましたが、ハン･ヒョジュさんと連絡が取れない、ということだったので本当に心配しました。テレビで震災の様子を見ました。すぐ隣の国でこんなことが起きたことが信じがたいことでした。唖然として何と「表現していいのか分からないくらいです。そのあと、無事にヒョジュさんが戻ってきたのでほっとしました。私も先ごろ日本に来た時に、震度３か４の地震に遭いました。本当に怖くて、地面が崩れ落ちるように感じ、これよりもずっと大きな地震だったんだと、本当に怖くなりました。自然災害ということでどうしようもないかもしれませんが、そういう時も、人と人が心を通わせて温かい気持ちでお互いが助け合っていけば乗り越えられると思います。私もそうなってくれることを祈っています。（被災地では、被災された方自ら、またはボランティアとして、チョンスのような人物がたくさん現れて助け合ったんでしょうね）

Ｑ４：韓国でも、日本でも韓流の中心に立っていてそれを感じますか？（何と質問者は、MBCセクションTVのイ・アナウンサー。顔見知りのアナウンサーに会えてうれしかったのか、何度も手を振り、日本語でのあいさつをほめるハン･ヒョジュ）
ハン：日本に来て、今回日本のファンの方が応援してくれて愛してくださっていることを、十分感じることができました。本当なら、私が何かをして感動を与えて、「トンイ」のプロモーションをすべきところを、逆に皆さんから愛と感動をいただきました。それがとてもありがたく感謝しています。そして今日ここでお目にかかれてうれしいです。（何度も来日しているとはいえ、ここは24歳！顔見知りを客席に見つけてよほどうれしかったのか、また手を振る）

続いて会場からの質問
Ｑ１：好きな日本食は？
ハン：ナットウ　ト　ウメボシ。梅干しは最初はなれない味で酸っぱいなと感じましたが、今では本当に美味しく感じて。母も好きで毎日食べています。買ッテ行イキマス！（笑）
ペ：私は、ヒョンジュさんが梅干しが好きだと言うのでさっき食べてみましたが、私には辛かったです。それ以外には、うな重、うな丼が好きです。今回もうな重を食べました。
司会：ヒョジュさんもうなぎ食べますか？
ハン：ハイ。ソレト蕎麦モ好キデス。

Ｑ２：トンイで色々な衣装を着ていますがご自身で気に入っているのは？
ハン：これです。（田中アナの要求にこたえて、クルリとまわって披露。高速回転？だったので、もう一度ゆっくりと廻ってサービス。会場から割れんばかりの拍手とため息。）
写真＝navicon　「トンイ公開会見」司会：これまでの衣装とはずいぶん違いますね。
ハン：劇中、これを着るときに本当に涙が出そうになりました。トンイは様々な逆境や苦難を乗り越えた末に、堂々と宮殿入りするときにこれを来たので、万感胸迫るものがありました。着用したときの姿も豪華ですよね。（この衣装の前に薄水色の衣装があって、これは38話で着用。お楽しみに！色にも意味があるんですよ。詳しくは「トンイ」を2倍楽しむの38話のあらすじと見どころで紹介しますね）

Ｑ３：トンイに想いを寄せながら、そばで見守るチョンスの姿が切ないです。ご自身は女性に対して積極できですか？
ペ：はい！（拍手。一言！カッコいいですね。どんなふうにとしつこく食い下がる田中アナに）ここじゃお見せするわけにもいきませんし…。
ハン：積極的にですね！（トンイがチョンスを助太刀。それでもまだ未練たらたらの田中アナ）

Ｑ４：もし俳優をしていなかったら？
ハン：学生かしら？これは、最近よく考えていました。想像ができないんです。今の私がとても好きですし、これからも女優として生きていけたらいいなと思います。（拍手）
ペ：私は、観光ガイドになっていたかと思います。（その意外性に笑いが起きる。でも記者は納得。彼は「朱蒙」で注目を集める前に、中国圏で俳優活動をしていた。国を離れていたからこそ、良いところが見えてくるのかも。詳しくはこちらで紹介）観光ガイドは、韓国の色々いいところを紹介できますし、たくさんの方と楽しめるからです。もちろん、私も同じように俳優という仕事が好きですが、もし生まれ変わるなら観光ガイドもいいかと思います。
写真：ソウルナビより（←「トンイ」ツアーがあります）司会：お勧めの場所は？ここにいるみんなで行きます！（笑）
ペ：はい、あります。昌徳宮にある秘苑(ピウォン）、韓国では後苑（フウォン）ともいいます。秘密の庭園という感じできっと皆さん惚れこんでしまうと思います。ユネスコ遺産にも登録されたところで、ぜひいらしてください。（すかさず、ハン･ヒョジュが「その時のガイドはペ・スビンで！その時は私もガイドします」。これには会場大興奮）

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「トンイ」は、毎週日曜日、夜9時からNHKBSプレミアムで放送。予告動画は、公式サイトで視聴できる。

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