「善徳女王」第23話:ユシンの決意!双子の姉妹の再会【ネタバレあらすじ・見どころ】

2011年10月17日09時44分ドラマ
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ピダムは、一度はトンマンをソルウォンに引き渡しが、すぐに後悔し、ユシンと一緒にトンマン救出に乗り出した!二人のイケメンから守られるトンマンは、このときまだ男装だが気分はすでに姫…第23話からは、奇妙な縁で知り合ったピダムという青年が、本格的にドラマのキーマンとしてクローズアップされていく。視聴者としても辛すぎる物語の展開の中で、彼の存在は大きい。ここでは少年のような無邪気な彼の演技にも注目! YouTubeにて予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)

「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。

【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。



ソルォンは、この戦いで2つの事実を知った。ひとつは、ユシンがとてつもなく強くなっていること。ユシンは、数日前、ある人物から自分の剣術の腕が相当なものだということをほのめかされていた。自分でも驚くほどに強くなっている。幼い頃から、ひたすら岩を相手に基礎基本の素振りをしたおかげだ。人間やっぱり基礎と、継続は力なり!ということだ。
もうひとつは、ピダムという青年の剣術が国仙ムンノに酷似しているということ。それもそのはず、ピダムを育てたのはムンノだった。

なんとか、ピダムの助太刀でソルォンの捜索隊から逃れたユシンとトンマン。追っ手を振り切るため3人は川に飛び込み無事逃げ切る。生死をかけた差し迫ったこの場面で、早速ピダムがやってくれる。水に濡れたトンマンを見て女であることを知る。このシーン、、トンマンの胸元を覗き込んだり、川辺ですっころんだり、ユシンの愛の告白を盗み聞きしてからかったりと、やっていることは小学生並み。全く困ったもんだ…しかし彼のこういった無邪気さがこれから先トンマンを癒してくれる。

意識を取り戻したトンマンに、ユシンは一緒に新羅を出ようと駆け落ちを提案する。ついにトンマンへ想いを伝えたのだ。ユシンといえば、父が伽耶の王族で母は新羅の王族、信頼できて、強くて、思いやりがあって…。そんな人物が自分のために何もかも捨てようとしている。女冥利に尽きるとはこのこと。

そんな二人の元にアルチョンを従えチョンミョンがやってきた。彼女はさり気なく自分の気持ちをユシンに伝えるが、ユシンは全く動じない。ユシンのトンマンへの深い愛を知ったチョンミョンは、二人で新羅を出て幸せになることを勧める。これまで不幸続きだったトンマンを女性として幸せにしてあげてほしいと頼んだ。

ところでトンマンはこの回で初めて女性の姿を披露する。美しいが妙にぎこちない。そんな妹の髪を姉のチョンミョンが優しく梳いてやる。まるで羽衣をまとった天女たちのように美しい。

その頃、トンマンを取り逃がしたという報告を受けたミシルたち。上天官ソリ(誓理)は星の不吉な動きを感じ、トンマンを殺さねば望みは叶わないと告げるがミシルは取り合わない。そこでソリはミセンに話を持ちかけ、ミセンの子・テナムボが内密にトンマン暗殺の命を受けることに。ソリというのは巫女のトップで祭天の総責任者。演じているのは、ソン・オクスク。あの「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンの母役を演じた女優だ。

さて、チョンミョン王女のお供で一緒に来たエリート花郎のアルチョン。控えめながら実に存在感があるキャラクターだ。彼の台詞も良い。今回はおそらく命がけの仕事になるだろうと考えた王女は、アルチョンに詳しい事情を話そうとする。しかしアルチョンは「私はトンマンのおかげで命拾いをし、ユシンは友人です。それだけでも、命を懸けるには充分です」。男アルチョンの心意気を感じた素晴らしい台詞。今後もユシンやピダムほど、表舞台には出てこないが、要所要所で素晴らしい台詞を吐く。彼にも注目しよう。彼の初めてのファンミーティングの様子はこちらで紹介している。

YouTube「善徳女王」予告動画

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