渦巻模様で世界の名画を再現!ドイツの老舗筆記具ブランド「ファーバーカステル」のCM動画が大評判!

2011年10月22日11時14分商品・CM

高級万年筆で知られるドイツの筆記具ブランド「ファーバーカステル」がテレビCMとして製作した動画が日本でも大きな注目を集めている。一見すると指紋状の渦巻を描いているだけに見えるのが完成すると名画を表している驚きの技を、多くのネットユーザーが絶賛している。

その質の高さから色鉛筆やボールペンにサインペンなどが世界中で愛されているファーバーカステルだが、このCMは「ピットアーティストペン」という、いわばお絵かきペンを使ったものである。3万円台のボールペンや10万円近い万年筆などが珍しくないブランドにあって、日本での発売価格は1本400円前後というかなりリーズナブルな商品だ。CM動画では、これを使って一人の男性がひたすらに渦巻を描く様子が延々と映し出される。単純な作業の中にも微妙な線の濃淡や太さ、線と線の幅の調節を駆使して浮かび上がるのは、映画のテーマにもなった世界的な名画「真珠の耳飾りの少女」。
これを描いているのはシンガポールを拠点に活躍するイラストレーターでデザイナーのChan Hwee Chong氏。CMのほかにはこの手法で描かれた「モナリザの女」や「ゴッホの自画像」も公開されており、その類稀な技にはただ驚くばかりである。そしてライターの技量と共に、これだけの長い線をしっかりと描き続けられる耐久性、一本のペンが持つ無限の可能性などが見事にアピールされており、「世界のファーバーカステル、此処に在り」と言わんばかりのCMに仕上がっている。ちょっとした文具店ではあまり見かけないが、日本でも画材店では人気ブランドとして多くの商品が発売されている。これを機に画材店に足を運んで魅力的な世界の文具に触れてみてはいかがだろうか。

ファーバーカステル社のCM及びChan Hwee Chong氏の作品は、アート系ソーシャルネットワーク「Behance network」で視聴、閲覧出来る。

Faber Castell on Behance network

PR