JAXA、ISS長期滞在中の古川聡宇宙飛行士の滞在中最後となる交信イベントの話題などをダイジェストビデオで紹介

((C)JAXA/NASA)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション・きぼう広報・情報センターは、「SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第148号」を公開、古川聡宇宙飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在中最後となる交信イベントの話題を中心に、ISSでの日常生活の様子についても紹介する。
古川宇宙飛行士は、日本時間10月26日21時過ぎに、佐賀県立宇宙科学館と群馬県高山村いぶき会館に集まった子供たちとの交信イベントを行い、子供たちからの質問に回答した。
「宇宙でも地上と同じ病気になる?」という質問では、「宇宙飛行士はしっかりと健康管理しているので、ほとんど病気になりません。万一に備えて薬もあります」と回答。
「無重力空間での注射は地上と同じように痛い?」といった子供ならではユニークな質問があったり、「宇宙飛行士になるために一番必要なことは?」といった将来を見据えた質問や、「ISSで生活していて不便なことは?」といった現実的な質問も飛び出した。
ISSでの日常生活の様子については、宇宙のトイレの仕組み、歯磨きの仕方、洗髪の仕方について解説する。また、同宇宙飛行士が撮影した日の出の映像も流される。
ビデオライブラリ「SPACE@NAVI-Kibo WEEKLY NEWS 第148号」