「善徳女王」第28話:ミシルに仕掛けたトンマンの罠…ピダムの美殺陣さく裂【ネタバレあらすじ・見どころ】

2011年11月20日10時17分ドラマ
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トンマンのピダムとユシンを使った作戦が始まった!二人がトンマンから課せられた指令は、偽のウォルチョン大師の手紙に記された日に、「日食が起きるとミシルに信じ込ませること」…果たしてこの作戦はうまくいくのか?28話はピダムとミシルとの初対決でみせる心理戦から始まる。YouTubeにて予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)

「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。

【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。



「世を惑わした目的は何だ」というソルォンの問いに、ピダムは「天の意志を伝えただけだ」と返答。次はミシルが天と通じているのなら自分の死期を知っているかと聞く。さあ、ここでピダムは、ミシルが思わず唸るほどの巧妙な答えをいう。果たしてその答えとは?
ミシルは、部屋にピダムを呼び寄せ石碑の仕掛けを尋ねる。ピダムの話ぶりから、ミシルは、彼がトンマンとユシンの使いだと悟る。ピダムはトンマンから預かった文を取り出す。そこにはウォルチョン大師の筆跡で「今月15日のうまの刻に日食が起きる」と認めてあった。さあ、この手紙の内容が真実かどうか…悩むミシル。
ところで、ミシルが右の眉を大きく吊り上げると、ピダムは右の口角をキュッと引き上げる。もちろん演技力のなせる技だが、なんだかこの二人本当に似ている様な気がする。

今度はユシンの番だ。ユシンは、偽の情報をもっともらしく見せるために正光暦とは違う計算を記した書き写しをミシルに渡す。ところが、嘘がつけないユシンの態度を疑問視したミシルが、ピダムに罠を仕掛けてこの情報が偽だと確信してしまった。ミシルがピダムに仕掛けた罠とは?ミシルの罠にはまったピダムが馬脚を現してしまう。牢から逃げ出したのだ。ここから先は、ピダムのみごとなアクションで楽しもう。特に筆者が勝手に名付けた“あやとり戦法”は必見!大勢の花郎たちがそれぞれ綱を手にもち、群舞のように場所を移動、まるであやとりをするようにピダムを追い詰める。その間をスルリとすり抜け、ぴょんとジャンプでかわすピダムの瞬発力と飛躍力はダンサーのようで、殺陣というより芸術。上下左右、特に彼のアクションは俯瞰(ふかん)で撮ったカメラワークで見るのが一番美しい。

美しいアクションを見せてもらったが、多勢に無勢ではさすがのピダムもお手上げ。結局は捕えられ、火あぶりの刑を言い渡されてしまう。これでトンマンの罠を見破ったミシルは民衆の前で「日食は起こらない」と発表する!

さあ、果たして本当に日食は起こらないのか?ピダムの命は?

ハラハラドキドキの心理戦と、うっとりするような美しいアクション、そして驚きラスト…第28話は、次のステージに移るための大事な回、決してお見逃しのないように。

YouTube「善徳女王」予告動画

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