木村拓哉主演のTBS日曜劇場「南極大陸」が、日本シリーズの影響で放送時間のずれこんだ第6話について緊急再放送を行う事が決定した。20日放送分の第6話は日本シリーズ第7戦の放送と重なったために放送開始時間が遅れ、視聴者から数百件にわたる再放送要望の声が寄せられたために決定した。

今回の再放送は関東地区のみの放送となり、全体のストーリーの中でも重要な第6話とその展開部となる第5話も併せて放送される。この回は、南極越冬隊の中にあっても微妙な対立関係にある倉持武志（木村）と氷室（堺雅人）の過去の一端が明らかになる重要な部分だけに特別に配慮がなされたようだ。
第5話・6話は、倉持が父の代からの悲願であったボツンヌーテン登頂へ向けて出発するという物語の一つの山場が描かれる。更に日本で計画される第2次南極観測隊の派遣についての同行や、倉持の妹・高岡美雪（綾瀬はるか）などの心情も描かれるとあって、今後のストーリーのターニングポイントとも言える。第6話は通常の放送時間より1時間近く遅れたにも関わらず、平均視聴率が前回から約6ポイントも上回る19.1％という好調な結果を出している。視聴者の興味が倉持と氷室の関係性に注がれているという証しにも取れる。

「南極大陸」第5・6話の再放送は25日（金）ひる1時55分から3時50分まで。第7話は通常通り27日（日）よる9時から放送。予告動画は、番組公式サイトで視聴出来る。

日曜劇場『南極大陸』｜TBSテレビ