「善徳女王」第29話:王女トンマン誕生 覇道の第一歩は天文台の建築【ネタバレあらすじ・見どころ】

2011年11月27日17時00分ドラマ
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ピダムとユシンが「日食が起きる」とミシルに信じ込ませようとしていることを、嘘と見破ったミシルは、「日食は起きない!」と宣言し、ピダムを公開火あぶりの刑に処することにした!「善徳女王」第29話からは、いよいよトンマンの覇道始まる。 YouTubeにて予告動画が公開中だ。
(※2011年5月、BSフジでの放送に合せて紹介したものです)

「善徳女王」は、2009年に韓国のMBCで放送された歴史ドラマ。新羅(シルラ)という古代韓国の王国を舞台に、韓国史上初の女性君主である善徳女王(ソンドク)の波乱に満ちた生涯を描いている。

【「善徳女王」を2倍楽しむ】では、時代背景や人物紹介、全話のネタバレ(あり/なし)あらすじと見どころ、豆知識、イベント取材レポートなどまとめている。



ピダムの処刑が始まるというそのとき、なんと日食が起きた!さあ、ここからがピダムの機転の利かせどころだ。彼は、前回の見どころで紹介した石碑に刻んだ言葉を声高に叫び、陽が再び空に輝いた時、なんと予言どおりトンマンが姿をあらわした。
そしてこの後、王妃の涙の訴えが始まる。自分が双子を産んだことを涙ながらに告白し、トンマンの存在を民衆に認めさせたのだ。王妃の深い愛情の前に、弱腰の王がやっと動き出した。民に謝罪を入れ、トンマンを王女として王室に迎え入れた。民は、トンマンを開陽者と信じ新たな天神皇女として崇めた。トンマン王女誕生の瞬間だ。この回最高の見せ場がここだ!
喜ぶ王と王妃だが、トンマンの心は複雑だった。それはそうだ。二度も捨てれらたのだから…。その複雑な思いが、王との対面でついに言葉となって出るのでそこもお見逃しなく。

みごとな作戦でついに身分を取り戻したトンマンだが、これはそのまま、女としての人生、ユシンへの想いなどを断ち切り、ミシルとの全面対決の体制に入ったことを意味する。

すっかりトンマンに踊らされたピダムだが、彼女の度胸と知恵に感服した彼はまんざらでもなさそうだ。王女となったトンマンに対して、相変わらずタメ口をきくピダムを、たびたび叱り付けるアルチョン。韓国では、この辺りからアルチョンの人気もどんどん高まったという。そして、ユシンと、復耶会のウォルヤ、ピダム、アルチョンの花美男4人が善徳F4として大ブレイクした。(善徳F4についてはこちらで詳しく紹介⇒「善徳女王」の花美男・善徳F4
まんまと自分を出し抜いたトンマンに怯えと怒りを覚えるミシルは、日食の日を算出したウォルチョン大師を殺すよう命じるが、ユシンとアルチョンのおかげでウォルチョン大師は助かった。

さて、トンマンとミシルはここから先何度も二人で対談する。今回、記念すべき第1回ののテーマは民。この民談義は、今の政治家にもぜひ聞いてもらいたいとても内容の濃いものだ。ミシルは、せっかく奪った神権は自ら握れとトンマンに塩を送るが、トンマンは天文学や科学を利用して民を統治する政治はせず、民に希望をあたえる政治を行い、強い神国を築くつもりだと返した。
その第一歩として、トンマンは天文台の建築を発表する。この天文台を民に公開することで、民に天候がわかるようにしようとしたのだ。これこそが、ウォルチョン大師の心を動かし、今回の作戦に協力をさせた方法だった。

29話では、トンマンはこれまでの男装から、きらびやかな王女の衣装に衣替えだ。王女となったトンマンがミシルと渡り廊下ですれ違うシーンがあるが、ミシル初めての屈辱の瞬間も見どころだ。

YouTube「善徳女王」予告動画

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