旅立つ旭を止められない市子の想いはどこへ…ドラマ「ビターシュガー」第7話予告動画-NHK

2011年11月29日14時45分ドラマ

11月29日、NHK総合で放送のよる☆ドラ「ビターシュガー」は第7話「愛のためらい」を放送、市子(りょう)がカメラマンの旭(忍成修吾)への恋心に気づいたもののカメラマンとして世界放浪へ出るという彼の決意を前に揺らぐ心が描かれる。一方、ゲイを公言する三宅(豊原功補)が過去を告白、複雑な家庭の事情が明らかになる。

前枠の「カレ、夫、男友達」と共に大人のテイストのドラマとして人気のこのドラマだが、前者がDVや社会進出する女性と結婚、若者の恋愛意識などの社会問題を盛り込んだ作品であるのに対し、この作品は39歳の女性の恋愛模様というテーマに特化している違いがあるため、続けて放送されても異なる雰囲気を持つことで飽きる事無く視聴出来るのが魅力だ。
市子が恋心を抱く旭は親友・まり(和久井映見)のかつての同棲相手でもある。まりが新しい相手・真治(東儀秀樹)との恋をスタートさせたことでわだかまりも消え、自らの想いをしっかり受け止めることが出来た矢先だった。皮肉な事に市子と共に時間を過ごすことで旭は失い賭けていたカメラへの情熱を取り戻し、再び世界放浪の旅に出る事を決意する。
そんな状況で始まる第7話では、市子たちが親しく付き合う三宅の過去がクローズアップされる。ゲイでありながら、実はかつて結婚し一女を設けていたことを三宅が告白。別れた娘が25歳になり結婚することになったのを知って、三宅は結婚祝いをしようとするが拒絶されてしまう。娘へと用意した資金で、従業員の小糸(中村静香)の結婚披露パーティを企画することにした三宅は、それから一切自分の家族の話題を出さなくなる。
結婚パーティーの席上は、酒も入って大人たちの本音が飛び交う場所となる。そんな周囲の赤裸々な想いに市子は触発されていく。

アラフォー独身女性が珍しくない今だからこそ、不倫ではない大人の恋を正面から描いたこの作品に多くの支持が集まる。古き良きトレンディードラマの雰囲気を持ちながらも、今を生きるアラフォー女性の心を丁寧にすくい上げた作品として同世代の女性の注目を集める。
よる☆ドラ「ビターシュガー」第7話は29日(火)よる10時55分から放送。予告動画および前回までのダイジェスト動画は番組公式サイト「NEXT 次回予告」で視聴出来る。


NHKよる☆ドラ ビターシュガー

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